唾液腺から分泌され口腔内を潤している体液。成人では1日に1〜1.5リットル分泌されるといわれるが、個人差が大きい。唾液には食物の消化、自浄、抗菌、粘膜や歯の保護といった作用があり、口の中を清潔に健康に保つ働きをしている。そのため、唾液量の減少は口内環境の悪化をもたらし、むし歯・歯周病にかかりやすくなったり、口臭や、口の中が荒れる原因となる。加齢とともに唾液の分泌機能が低下し、唾液分泌量は減少する。ストレスや薬の副作用、糖尿病、腎臓病、シェーグレン症候群などの病気も、唾液分泌量減少の原因となる。