インフルエンザウイルスの増殖を抑えることで症状を緩和させる薬。リン酸オセルタミビル(商品名タミフル)、ザナミビル水和物(同リレンザ)などがある。タミフル、リレンザとも、ノイラミニダーゼ(ウイルスの増殖に欠かせない酵素)阻害剤で、A型とB型に感染した人のみが対象。インフルエンザの症状が出始めてから48時間以内に使用を始めると、発熱期間が1〜2日間短縮され、ウイルス排出量が減少する。タミフルについては、因果関係は不明だが、10歳以上の未成年者が服用後異常行動を起こした例が報告されているため、この年代ではハイリスク者を除き原則として使用されない。