眼球の外側を覆って眼圧や眼球の形態を支える膜のうち、前方にある透明の部分。黒く見えるので黒目ともいう。凸レンズのような形で外から入ってくる光を大きく屈折させ、眼底に集める働きをしている。血管がなく、涙と房水という液体が酸素と栄養を供給している。角膜上皮層、角膜実質層、角膜内皮層の主に3つの層からなる。上皮層はコンタクトレンズの無理な装用などによって傷つきやすく、傷が実質層に及んで「角膜潰瘍」を起こすと、失明の危険もある。内皮層は、コンタクトレンズの長期装用などによって角膜が酸素不足になることで障害を受けやすい。内皮層の再生は困難で、「水疱性角膜症」という白く濁った状態にまで進むと、視力が低下し角膜移植が必要になる。