インフルエンザをきっかけに起こる脳症のこと。ウイルスが脳に入り込むわけではないのに脳が腫れ、頭の中の圧力が高まって脳機能が低下し意識障害などを起こすもの。脳に直接ウイルスが入って炎症を起こすものは脳炎という。ライ症候群などいくつかの病型に分類され、幼児〜小児に発症しやすく、死亡率、後遺症を残す確率ともに高い。インフルエンザ感染後初期に発症して急激に進行するため、意識障害、けいれん、異常行動などの症状があったら早期に医療機関を受診する必要がある。強い解熱作用のある解熱剤(ボルタレン、ポンタール、アスピリンなど)により脳症のリスクが高まることがわかっている。