長期にわたって原因不明の強い全身倦怠(けんたい)感、微熱、頭痛、筋肉痛、精神・神経症状などが続き、日常生活に支障をきたしている状態をいう。これまで健康に生活していた人がかぜなどをきっかけに発症し、通常の疲労とは明らかに異なり休息しても回復しない。半年以上続き、ほかの身体的・精神的疾患ではないときに慢性疲労症候群と診断される。女性に多くみられ、10〜50代に発症が多い。1988年に米国で提唱された新しい病態で、英語では Chronic Fatigue Syndrome。治療は対症療法が中心で、ビタミン剤、漢方薬、抗うつ薬などが有効なこともある。