妊娠はしても流産をくり返してしまう状態をいう。2回連続流産する反復流産と、3回以上連続流産する習慣流産を含む。流産の原因の多くは胎児の染色体異常だが、これをくり返すことはまれで、流産をくり返す場合は親に原因があることが多い。このうち流産との関連がはっきりしているものに、母親の子宮の奇形や、胎盤などに血栓を作りやすい抗リン脂質抗体症候群などがある。後者の治療には、アスピリンの内服やヘパリン注射などで血を固まりにくくする抗凝固療法が行われる。