従来型のうつ病とは異なる特徴をもつ新しいタイプのうつ病で、若い世代に多くみられる。従来型は、きちょうめんで自己犠牲的な性格の人がなりやすく、不眠や食欲不振がみられ、抑うつ症状は数週間から数カ月持続するといった特徴がある。これに対し新型の非定型うつと呼ばれるタイプは、自己愛的傾向がある人に多く、過眠・過食がみられ、自分の好きなことはできるが、嫌なことをしているとき抑うつ症状が激しくみられるのが特徴。好きなことをすると簡単に気が晴れるため単なるわがままと誤解されがちだが、適切な治療を受けないと社会生活に支障を来たしたり、自殺することもある。従来型に有効な抗うつ薬は効きにくく、カウンセリングや環境の調整が有効。周囲が病気として理解し、つらい気持ちを受け止めてあげることが大切。