放射線を浴びること。多量の放射線を浴びた場合、数週間から数カ月で髪の毛が大量に抜ける、白血球が減るなどの急性障害が起こる。細胞分裂が活発な皮膚や消化器の粘膜、骨髄細胞などが大きな影響を受け、皮膚がやけどのような状態になったり、吐き気、頭痛、めまい、車酔いのような症状が現れたり、免疫系が障害を受けて肺炎などの感染症にかかりやすくなったりする。数十年という長期的な影響では、発がんの危険があり、広島、長崎の原爆被爆者への調査では、乳・肺・甲状腺がんのリスクが高くなっている。被曝には、放射性物質が体の外側にある「外部被曝」と、口や鼻から吸い込むなどして体の中に取り込む「内部被曝」があり、とくに後者が危険といわれる。なお、原子爆弾や水素爆弾の被害を「被爆」という。