腎臓や脳などを侵し、赤血球の破壊による貧血、出血を防ぐ血小板の減少、急性腎不全(じんふぜん)の3つを特徴とする病気。略してHUS(Hemolytic Uremic Syndrome)という。子どもに起こりやすく、そのほとんどは腸管出血性大腸菌の感染により発病する。腸管出血性大腸菌による場合、症状は発熱、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛などで始まり、便は血便となることがほとんど。脳の症状のため刺激に過敏になったり、急性腎不全になると尿の量が減ったりする。重症の場合はけいれんや意識障害を起こし死亡することもある。