舌のつけ根から気管までをつなぐ器官(喉頭)にできるがんのこと。声帯のある部分を「声門」、それより上を「声門上」、下を「声門下」と呼び、喉頭がん全体の約65%が声門にできる声門がんである。症状は声がれ、のどの違和感、息苦しさ、飲み込みにくさなど。声門がんは初期から声がれが起こるため早期発見に結びつきやすく、早期治療により声帯を残した治療が可能だが、声門上がん、声門下がんは初期には自覚症状があまりなく、声門がんより治癒率が低くなっている。主なリスク要因は喫煙と飲酒で、アスベストの曝露や胃食道逆流症などとの関係も指摘されている。