2011年に初めて特定されたSFTSウイルスによる感染症で、このウイルスをもつマダニにかまれることで感染・発症する。日本では2013年1月に初めて死亡例が確認された。6日〜2週間の潜伏期間の後、発熱、腹痛、嘔吐(おうと)、下痢などの症状や、血液中の血小板減少や白血球減少などがみられ、重症化して死亡することもある。ウイルスに有効な治療薬はなく、治療は対症療法が主となる。マダニは野山や草むらに生息し、成虫は通常3〜4mmの大きさが血を吸うと10mm以上になることもある。春から秋にかけて活動が活発になるので、草むらに入るときは肌が露出しないような服装が望ましい。厚生労働省は、SFTSウイルスは昔から日本に存在していたとみられ、急に感染の危険性が高まったわけではないとしている。