生活上の変化やできごとが大きなストレスとなって心身や行動面にさまざまな症状が表れ、社会生活に支障をきたす心の病気を適応障害という。そのうち、職場にストレス要因がある場合を職場不適応症という。症状は軽い抑うつ状態から、強い不安や抑うつ、情緒障害、行動の障害を示す病的な段階までさまざま。出勤しようとすると抑うつ状態になるが、職場から離れると楽しむことができるのが特徴で、「なまけている」「わがまま」などと誤解されやすい。うつ病と似た症状も見られるが、発症のきっかけや原因がはっきりしており、原因が取り除かれると軽快に向う。カウンセリングなどでストレスへの耐性をつけることも効果的。