A型肝炎ウイルスの感染により急性の肝炎を起こす病気。多くの場合、生水や生の魚介類などを介して感染し、2〜6週間の潜伏期間の後に発症、下痢や発熱、倦怠(けんたい)感、おう吐などの症状に続いて、黄だん、褐色尿などが見られる。通常1〜2カ月で回復し、慢性化することはないが、治療には数週間の入院が必要。まれに劇症肝炎や急性腎不全などを起こして命にかかわることもある。現在日本では大規模な流行はないが、2014年2月現在、生がきなどの飲食による感染が疑われる患者が例年より多くみられる。発展途上国など流行地に渡航する場合はワクチン接種がすすめられることもある。