麻疹ウイルスによる感染症。感染力は季節性インフルエンザの約6倍と大変強く、死亡することもある重い病気。約10日間の潜伏期間ののち発熱し、せき、鼻水、結膜炎などの症状を起こす。その後赤い発疹が出て39℃以上の高熱が数日続き、気管支炎、肺炎、脳炎などを合併することが多い。乳幼児が多くかかるが、10〜20歳代の発症も多く、年齢にかかわらず重症になることがある。有効な治療法はないが、2回のワクチン接種で予防できる。国立感染症研究所によると、2014年は4月9日現在で患者数253人に達し、2013年1年間の累積報告数を上回った。麻疹流行地からの帰国者が国内で発症し、国内で感染が広がり始めた可能性が指摘されている。