蚊が媒介する感染症で、アジア、アフリカ、中南米など熱帯・亜熱帯地方で見られる。デングウイルスをもつ蚊に吸血される際に感染し、2〜15日の潜伏期間のあと突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹などの症状が現れる。多くは1週間程度で回復するが、一部は重症化して出血やショック症状をきたすことがある。特効薬はなく、治療は対症療法が中心。実用化されたワクチンもないので、流行地では長袖・長ズボンを着用し、露出部分には虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないことが大切。近年日本では、海外でデング熱に感染して帰国後発症する例が増えている。