スルピリン水和物原末の効能・用量・副作用など

スルピリン水和物原末の基本情報

この薬剤の薬理作用は,アセトアミノフェンアセトアミノフェンと同様に,体温調節中枢に作用して発汗を促進することにあります。
本剤は,ピリンアレルギーによるショックの多発で,処方頻度は少なくなっています。しかし,スルピリン製剤・ピリン系薬剤を含む製剤も一部残っていますので,ピリンアレルギーの人は処方医に必ずそのことを伝えてください。
また,イソプロピルアンチピリンはOTC(大衆薬)にも配合されていますので,薬局などで風邪薬を購入したときもピリンアレルギーがあることを薬剤師に伝えて,確認してください。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 解熱鎮痛薬>ピリン系薬剤>スルピリン水和物
形状 末剤
製造販売会社 日興=中北
保険薬価 末剤1g    7.40円
同じ分類の薬 先発薬: クリアミン配合錠A  クリアミン配合錠S  スルピリン水和物  スルピリン水和物原末  スルピリン   

スルピリン水和物原末の効果・効能

[スルピリン水和物の適応症]急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱
[ミグレニンの適応症]頭痛
[SG配合顆粒の適応症]感冒の解熱,耳痛,咽喉痛,月経痛,頭痛,歯痛,症候性神経痛,外傷痛
[クリアミン配合錠A,Sの適応症]血管性頭痛,片頭痛,緊張性頭痛

スルピリン水和物原末の用法・用量

1回0.3gを原則1日2回まで,1日最大0.9g。

スルピリン水和物原末の使用上の注意と副作用

警告

[SG配合顆粒]
(1)本剤中のアセトアミノフェンにより重い肝機能障害が発現するおそれがあるので注意してください。
(2)本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により,アセトアミノフェンの過量服用による重い肝機能障害が発現するおそれがあることから,これらの薬剤との併用は避けてください。

基本的注意

*スルピリン水和物(スルピリン水和物)ほかの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはピラゾロン系化合物に対するアレルギーの前歴/先天性G-6PD欠乏症/消化性潰瘍/重い血液の異常・肝機能障害・腎機能障害・心機能不全/アスピリンぜんそく,またはその前歴
(2)慎重に服用すべき場合……本人または両親・兄弟に次の病気がみられる人→他の薬剤に対するアレルギー,じん麻疹,アレルギー性鼻炎,食物アレルギーなどの前歴/消化性潰瘍の前歴/血液異常またはその前歴/出血傾向/肝機能障害・腎機能障害またはその前歴/心機能異常/アレルギーの前歴/気管支ぜんそく/高齢者
(3)女性……非ステロイド系解熱鎮痛薬を長期服用している女性に,一時的な不妊が認められたとの報告があります。
(4)過度の体温低下など……過度の体温低下,虚脱,四肢の冷却などがおこることがあります。特に高熱を伴う幼小児や高齢者,消耗性疾患の人は十分な注意が必要です。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック(胸内苦悶,血圧低下,顔面蒼白,脈拍異常,呼吸困難など)。
[スルピリン水和物,SG配合顆粒,クリアミン配合錠](2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(3)黄疸。
[SG配合顆粒,クリアミン配合錠](4)肝機能障害。
[スルピリン水和物,ミグレニン](5)無顆粒球症。
[スルピリン水和物,SG配合顆粒](6)急性腎不全。
[スルピリン水和物](7)剥奪(はくだつ)性皮膚炎。(8)再生不良性貧血。
[SG配合顆粒](9)血小板減少,溶血性貧血。(10)急性汎発性発疹性膿疱症。(11)ぜんそく発作。(12)間質性肺炎。(13)間質性腎炎。(14)劇症肝炎。
[クリアミン配合錠](15)バッカク中毒(血管れん縮,動脈内膜炎,チアノーゼ,壊疽など)。(16)エルゴタミン誘発性の頭痛,頭痛を主訴とする禁断症状(長期連用)。(17)心筋虚血,心筋梗塞。(18)胸膜,後腹膜または心臓弁の線維症(長期連用)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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