ベンズブロマロンの効能・用量・副作用など

ベンズブロマロンの基本情報

急性痛風発作時は,本剤を服用してはいけません。投与初期に痛風発作が一時悪化すること,酸性尿で尿路結石を生じやすいことなどは,プロベネシドプロベネシドと同様です。さらに,長期に服用する場合,肝機能が悪くなる可能性もあります。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 リウマチ・痛風の薬>ベンズブロマロン>ベンズブロマロン
形状 錠剤
製造販売会社 共和
保険薬価 錠剤25mg 1錠 5.80円
同じ分類の薬 先発薬: ユリノーム    ジェネリック薬: ムイロジン  ナーカリシン  ガウトマロン  キランガ 

ベンズブロマロンの効果・効能

痛風,高尿酸血症を伴う高血圧症における高尿酸血症の改善

ベンズブロマロンの用法・用量

1日1回25~50mg(細粒剤は0.25~0.5g)。維持量は1回50mgを1日1~3回。高血圧症における高尿酸血症の場合は,1回50mgを1日1~3回。

ベンズブロマロンの使用上の注意と副作用

警告

 本剤の服用で劇症肝炎がおこり,死亡した例が報告されています。特に服用開始後6カ月以内に発生することが多いといわれています。食欲不振,悪心・嘔吐,全身倦怠感,腹痛,下痢,発熱,濃い尿,白目が黄色くなるなどが現れたら,すぐに処方医へ連絡してください。

基本的注意

*ベンズブロマロン(ユリノーム)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……肝機能障害/腎結石,重い腎機能障害/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)定期検査……服用中は,少なくとも6カ月間,必ず定期的に肝機能検査を受ける必要があります。
(3)服用法……(1)本剤は,急性痛風発作がおさまってから服用を始めます。服用初期に,尿酸の移動により痛風発作が一時的に強くなることがあります。(2)尿が酸性の場合,尿酸結石や,これに由来する血尿,腎臓の仙痛,肋骨脊椎痛などの症状がおこりやすいので,防止のために水分を十分にとって尿量を増加させてください。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)重い肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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