プランルカストDSの効能・用量・副作用など

プランルカストDSの基本情報

本剤は,シクロオキシゲナーゼ(アラキドン酸代謝酵素)は抑制せず,ロイコトリエンを選択的に抑制する新しい抗アレルギー薬です。一般名の最後に「ルカスト」がつくことから,ルカスト製剤と呼ぶこともあります。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 ぜんそくの薬>ロイコトリエン拮抗薬>プランルカスト水和物
形状 ドライシロップ剤
製造販売会社 日医工
保険薬価 ドライシロップ剤10% 1g 46.50円
同じ分類の薬 先発薬: オノン  アコレート  キプレス  キプレスチュアブル  シングレア   

プランルカストDSの効果・効能

気管支ぜんそく
[プランルカスト水和物,モンテルカストナトリウム(チュアブルを除く)のみの適応症]アレルギー性鼻炎

プランルカストDSの用法・用量

1日450mgを2回に分けて服用。小児用ドライシロップは,1日70mg/kg(体重)を2回に分けて服用。

プランルカストDSの使用上の注意と副作用

基本的注意

*モンテルカストナトリウム(キプレス,キプレスチュアブル)などの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
[ザフィルルカストのみ]本剤による肝機能障害の前歴
(2)服用法……(1)本剤は気管支拡張薬,ステロイド薬などと異なり,すでにおこっているぜんそく発作を抑える薬ではありません。服用中は同時に発作を抑える気管支拡張薬,ステロイド薬なども処方してもらうことが必要です。(2)本剤は,ぜんそくが良好にコントロールされている場合でも,急に悪化したときでも,通常どおりに継続して服用してください。(3)本剤の細粒は光に不安定であるため,開封後,直ちに(15分以内)服用してください。
(3)血管炎……本剤の服用者に,アレルギー性肉芽腫性血管炎様の血管炎(しびれ,四肢の脱力,発熱,関節痛など)が現れたとの報告があります。これはおおむね,本剤と同時に経口ステロイド薬を併用している人が経口ステロイド薬を減量・中止したときにおこっています。
(4)精神症状……本剤との因果関係は明らかではありませんが,うつ病,自殺念慮,自殺および攻撃的行動を含む精神症状が報告されています。
(5)肝不全……[ザフィルルカスト]劇症肝炎などの重篤な肝炎,肝機能障害,黄疸が現れることがあり,肝不全や死亡に至ったとの報告があるので,定期的に肝機能検査を受けてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・1歳未満の乳児・新生児・低出生体重児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)肝機能障害,肝炎,黄疸,劇症肝炎。
[モンテルカストナトリウム,プランルカスト水和物](2)ショック,アナフィラキシー様症状(血圧低下,意識障害,呼吸困難,発疹など)。
[プランルカスト水和物,ザフィルルカスト](3)間質性肺炎,好酸球性肺炎。
[モンテルカストナトリウム](4)血管浮腫。(5)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),多形紅斑。
[プランルカスト水和物](6)白血球減少,血小板減少。(7)横紋筋(おうもんきん)融解症(筋肉痛,脱力感,赤褐色尿など)。
[ザフィルルカスト](8)無顆粒球症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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