イリコロンM配合錠の効能・用量・副作用など

イリコロンM配合錠の基本情報

過敏性大腸症(過敏性腸症候群)とは,器質的な病変が認められないのに慢性の便通異常を示すものをさします。10~20歳代を中心とする若年者に多く,思春期の代表的な心身症の一つと考えられています。近年は,中年の人にも増えています。
メペンゾラート臭化物やピペタナート塩酸塩が過敏性大腸症に用いられます。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 その他の胃腸薬>メペンゾラート臭化物ほか>ピペタナート塩酸塩・アカメガシワエキス配合剤
形状 錠剤
製造販売会社 日本新薬
保険薬価 錠剤   1錠 5.60円
同じ分類の薬 先発薬: トランコロン  トランコロンP配合錠  マロゲン    ジェネリック薬: アテネコリン-M  メペンゾラート臭化物 

イリコロンM配合錠の効果・効能

過敏性大腸症(イリタブルコロン)

イリコロンM配合錠の用法・用量

1回2錠を1日3回。

イリコロンM配合錠の使用上の注意と副作用

基本的注意

*メペンゾラート臭化物(トランコロン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……緑内障/前立腺肥大による排尿障害/重い心疾患/麻痺性イレウス(腸閉塞)/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大/甲状腺機能亢進症/うっ血性心不全,不整脈/潰瘍性大腸炎/高温環境にある人/高齢者
(3)危険作業に注意……本剤を服用すると,視調節障害などをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール配合剤](1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。(2)過敏症症候群(発疹,発熱,リンパ節腫脹,肝機能障害など)。(3)薬物依存,服用中止による禁断症状(不安,不眠,けいれん,悪心,幻覚,妄想,興奮,錯乱,抑うつ状態など)。(4)顆粒球減少,血小板減少。(5)肝機能障害。(6)呼吸抑制。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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