サラゾスルファピリジンの効能・用量・副作用など

サラゾスルファピリジンの基本情報

サラゾスルファピリジンは,5-アミノサリチル酸(アスピリンの仲間)と免疫調節作用のあるスルファピリジン(抗菌薬サルファ剤の仲間)が結合した構造をしています。潰瘍性大腸炎の原因はいまだに不明で,本剤の作用機序もはっきりとわかっていませんが,5-アミノサリチル酸の抗炎症作用によって効果を表すのだろうと推定されています。
一方,サラゾスルファピリジンには免疫抑制作用があり,関節リウマチの治療にも使われます。サラゾスルファピリジン

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 その他の胃腸薬>サラゾスルファピリジン>サラゾスルファピリジン
形状 錠剤
製造販売会社 テバ製薬
保険薬価 錠剤500mg 1錠 10.10円
同じ分類の薬 先発薬: サラゾピリン  サラゾピリン坐剤  アザルフィジンEN    ジェネリック薬: スラマ  サフィルジンEN 

サラゾスルファピリジンの効果・効能

潰瘍性大腸炎,限局性腸炎,非特異性大腸炎

サラゾスルファピリジンの用法・用量

1日2~4g(4~8錠)を4~6回に分けて服用。症状により,はじめに1日8gを服用し,3週間後から次第に減量して1日1.5~2gを服用することもある。

サラゾスルファピリジンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*サラゾスルファピリジン(サラゾピリン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……サルファ剤・サリチル酸製剤に対するアレルギーの前歴/新生児,低出生体重児
(2)慎重に服用すべき場合……血液障害/肝機能障害/腎機能障害/気管支ぜんそく/急性間欠性ポルフィリン症/グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏の人/他の薬物に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(3)定期検査……本剤を連用中は,定期的に肝機能・腎機能,血液の検査を受ける必要があります。
(4)尿・汗などの色……尿や汗,皮膚や爪が黄色~黄赤色になることがありますが,心配はありません。また,ソフトコンタクトレンズが着色することがあります。
(5)動物実験……ラットで甲状腺腫・甲状腺機能異常の報告があります。
(6)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)間質性肺炎,薬剤性肺炎,PIE症候群,線維性肺胞炎。(2)再生不良性貧血,汎血球減少症,血小板減少,無顆粒球症,貧血(溶血性貧血,巨赤芽球性貧血など),播種性血管内凝固症候群(DIC)。(3)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),紅皮症型薬疹。(4)急性腎不全,ネフローゼ症候群,間質性腎炎。(5)消化性潰瘍(出血,穿孔(せんこう)を伴うことがある),S状結腸穿孔。(6)心膜炎,胸膜炎(呼吸困難,胸部痛,胸水など)。(7)過敏症症候群,伝染性単核球症様症状(発熱,発疹,感冒様症状,リンパ節の腫れ,肝機能異常,肝腫など)。(8)脳症(意識障害,けいれんなど)。(9)SLE(全身性エリテマトーデス)様症状(発熱,紅斑,筋肉痛,関節痛,リンパ節の腫れ,胸部痛など)。(10)無菌性髄膜炎(発熱,頭痛,硬直,悪心・嘔吐,意識混濁など)。(11)劇症肝炎,肝炎,肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

サラゾスルファピリジン - PC

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