フォシーガの効能・用量・副作用など

フォシーガの基本情報

本剤(スーグラ)は日本初の選択的SGLT2阻害薬です。ほぼ同時期に,同種の3種類の薬剤も発売されました。
SGLTは細胞表面に存在する膜タンパク質で,ブドウ糖(グルコース)の細胞内への輸送を司っています。SGLT2はSGLTのサブタイプの一つで,腎臓近位尿細管でのブドウ糖の再吸収において重要な役割を担っています。本剤はこのSGLT2を選択的に阻害することでブドウ糖の再吸収を抑制し,血液中の過剰なブドウ糖を体外に排出して血糖値を下げます。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 糖尿病の内服薬>選択的SGLT2阻害薬>ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物
形状 錠剤
製造販売会社 ブリストル=小野
保険薬価 錠剤5mg 1錠 205.50円
錠剤10mg 1錠 308.30円
同じ分類の薬 先発薬: スーグラ  アプルウェイ  デベルザ  ルセフィ   

フォシーガの効果・効能

2型糖尿病

フォシーガの用法・用量

1日1回5mg。効果が不十分なときは,1日1回10mgまで増量できる。

フォシーガの使用上の注意と副作用

基本的注意

*イプラグリフロジン L-プロリン(スーグラ)などの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重症ケトーシス,糖尿病性昏睡または前昏睡/重症感染症,手術前後,重篤な外傷のある人
(2)慎重に服用すべき場合……脳下垂体機能不全または副腎機能不全/るいそう(やせ),栄養不良状態,飢餓状態,食事摂取量の不足または衰弱状態,不規則な食事摂取をしている人/激しい筋肉運動をする人/過度のアルコール摂取者/重い肝機能障害/他の糖尿病用薬(特にスルフォニルウレア系製剤糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系),速効型インスリン分泌促進薬速効型食後血糖降下薬,インスリン製剤糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤))の使用中/尿路感染・性器感染のある人
(3)定期検査……(1)本剤の服用中は血糖値などを定期的に検査し,薬剤の効果を確かめ,3カ月服用しても効果が不十分な場合には,より適切な治療法へ変更することがあります。(2)本剤の服用により腎臓の機能が低下することがあるため,腎機能を定期的に検査します。
(4)低血糖対策……本剤の服用,および他の糖尿病用薬との併用(特にスルフォニルウレア系製剤糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系),速効型インスリン分泌促進薬速効型食後血糖降下薬,インスリン製剤糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)など)によって低血糖がおこることがあります。平素から糖質(ショ糖)を含む食品やブドウ糖を持ち歩き,脱力感,高度の空腹感,発汗などの症状が現れたら,すぐに摂取してください。本剤の服用によって症状が現れたら通常は糖質を含む食品を摂取し,α‒グルコシダーゼ阻害薬食後過血糖改善薬 (アカルボース,ボグリボース,ミグリトール)を併用している場合にはブドウ糖を摂取してください。
(5)多尿・頻尿……本剤の利尿作用により多尿・頻尿がおこることがあります。また,体液量が減少することがあるので適度な水分補給を行うようにします。多尿・頻尿,脱水(口渇など),血圧低下などの異常が認められた場合は,直ちに処方医に連絡してください。
(6)危険作業に注意……本剤を服用すると低血糖症状をおこすことがあります。高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事している人は十分に注意してください。
(7)その他……
・妊婦での安全性……未確立。妊婦または妊娠している可能性のある人は本剤を使用せずにインスリン製剤などを使用。
・授乳婦での安全性……服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性……未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)低血糖(特にスルフォニルウレア系製剤糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系),速効型インスリン分泌促進薬速効型食後血糖降下薬との併用時)。(2)腎盂腎炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

フォシーガ - PC

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