レグパラの効能・用量・副作用など

レグパラの基本情報

甲状腺の周囲にある米粒大の小さな組織を副甲状腺といい,副甲状腺ホルモンを分泌します。このホルモンは骨から血液中へのカルシウム溶出を促し,体内のカルシウムバランスを調整する役目をしています。血液中のカルシウムが増えてくると,このホルモンの分泌は治まります。
二次性副甲状腺機能亢進症とは,慢性腎不全で長く透析を受けている人に多くみられる病気で,副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるため,カルシウムが骨から必要以上に溶出し,血液中のカルシウム濃度が高くなります。放置すると骨の病気などさまざまな症状を引きおこし,生活に支障をきたします。
この薬は,副甲状腺のカルシウムを感知する受容体に直接働きかけ,過剰な副甲状腺ホルモンの分泌を抑える,初めての「カルシウム受容体作動薬」です。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 甲状腺の薬>シナカルセト塩酸塩>シナカルセト塩酸塩
形状 錠剤
製造販売会社 協和キリン
保険薬価 錠剤25mg 1錠 549.80円
錠剤75mg 1錠 1,011.70円

レグパラの効果・効能

維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症

レグパラの用法・用量

1日1回25mgで開始。以後,1日1回25~75mgで適宜調整。1回100mgまで増量できる。

レグパラの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……低カルシウム血症/けいれん発作またはその前歴/肝機能障害/消化管出血,消化管潰瘍またはその前歴
(3)グレープフルーツジュース……併用すると本剤の作用が強まることがあるので,服用中はグレープフルーツジュースを飲まないようにしてください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)低カルシウム血症・血清カルシウムの減少。(2)QT延長。(3)消化管出血,消化管潰瘍。(4)意識レベルの低下,一過性意識消失。(5)原因不明の突然死。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

レグパラ - PC

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