イムセラの効能・用量・副作用など

イムセラの基本情報

本剤は,ツクツクボウシ(蝉)の幼虫に寄生する冬虫夏草(とうちゅうかそう)(菌)の一種ツクツクボウシタケ(菌)に由来したマイリオシンを構造変換してつくられた化合物です。
多発性硬化症は,脳や脊髄などに自己のリンパ球などが浸潤する自己免疫疾患ですが,本剤は自己反応性T細胞のリンパ節からの移出を抑制し,中枢神経系組織への浸潤を阻止することによって免疫調節作用を発揮すると考えられています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 その他の薬>フィンゴリモド塩酸塩>フィンゴリモド塩酸塩
形状 カプセル剤
製造販売会社 田辺三菱
保険薬価 カプセル剤0.5mg 1カプセル 8,148.70円
同じ分類の薬 先発薬: ジレニア   

イムセラの効果・効能

多発性硬化症の再発予防および身体的障害の進行抑制

イムセラの用法・用量

0.5mg(1カプセル)を1日1回。

イムセラの使用上の注意と副作用

警告

(1)本剤の服用は,緊急時に十分対応できる医療施設において,本剤の安全性および有効性についての十分な知識と多発性硬化症の治療経験をもつ医師のもとで,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施しなければなりません。また,黄斑浮腫などの重い眼疾患が発現することがあるので,十分に対応できる眼科医と連携がとれる場合にのみ使用されなければなりません。
(2)本剤の服用開始後, 数日間にわたり心拍数の低下がおこります。特に服用初期は大きく心拍数が低下することがあるので,循環器を専門とする医師と連携するなど適切な処置が行える管理下で服用を開始しなければなりません。
(3)重い感染症が現れ,死亡に至る例が報告されています。また,本剤との関連性は明らかではありませんが,エプスタイン・バーウイルスに関連した悪性リンパ腫,リンパ増殖性疾患の発現も報告されています。本剤の服用によって重い副作用で致命的な経過をたどることがあるので,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用しなければなりません。

基本的注意

*イムセラ,ジレニアの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い感染症/クラスIa抗不整脈薬(プロカインアミド塩酸塩プロカインアミド塩酸塩,キニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物など),またはクラスⅢ抗不整脈薬(アミオダロン塩酸塩アミオダロン塩酸塩,ソタロール塩酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)など)の服用中/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……感染症のある人または感染症が疑われる人/水痘または帯状疱疹にかかったことがなく,予防接種を受けていない人/感染しやすい状態にある人/第II度以上の房室ブロック,洞不全症候群,虚血性心疾患またはうっ血性心不全/心拍数の低い人/β遮断薬,カルシウム拮抗薬の服用中/失神の前歴/低カリウム血症/先天性QT延長症候群またはQT延長/高血圧/黄斑浮腫/糖尿病またはブドウ膜炎の前歴/肝機能障害またはその前歴/重度の呼吸器疾患/高齢者
(3)予防接種の有無の確認……本剤の服用中に水痘(みずぼうそう)または帯状疱疹に初感染すると重症化するおそれがあるため,服用開始前には水痘・帯状疱疹の既往や予防接種の有無を確認し,必要に応じてワクチンの接種を行います。
(4)バイタルサインのチェック……本剤を服用すると徐脈性不整脈が現れることがあるため,初回服用後少なくとも6時間はバイタルサイン(脈拍,呼吸,血圧,体温)の観察を行い,初回服用前および初回服用6時間後に12誘導心電図を測定します。また, 初回服用後24時間は心拍数・血圧の測定に加え, 連続的に心電図をモニターすることが望まれます。
(5)避妊……本剤は胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。服用中および最終服用後2カ月間は適切な避妊を徹底し,服用中に妊娠が確認された場合には直ちに服用を中止し,処方医に連絡してください。
(6)危険作業に注意……服用の初期には,めまい,ふらつきが現れることがあるので,自動車の運転など危険を伴う機械の作業をする際には十分に注意してください。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:服用中は授乳を中止。
・低出生体重児,新生児~小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)感染症(創傷出血,頭蓋内出血,後腹膜出血など)。(2)徐脈性不整脈(徐脈,房室ブロックなど)。(3)黄斑浮腫。(4)悪性リンパ腫。(5)可逆性後白質脳症症候群(頭痛,意識障害,けいれん,視力障害など)。(6)虚血性および出血性脳卒中(頭痛,吐きけ,麻痺,言語障害など)。(7)末梢動脈閉塞性疾患(四肢の疼痛,しびれなど)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

イムセラ - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)

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