フルダラの効能・用量・副作用など

フルダラの基本情報

海外評価は5.5点になりますが,海外での適応症は慢性リンパ性白血病です。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 代謝拮抗薬>フルダラビンリン酸エステル>フルダラビンリン酸エステル
形状 錠剤
製造販売会社 サノフィ
保険薬価 錠剤10mg 1錠 3,741.70円
同じ分類の薬 先発薬: フルダラ静注用   

フルダラの効果・効能

低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫,マントル細胞リンパ腫(いずれも再発または難治性の場合)/貧血または血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病

フルダラの使用上の注意と副作用

警告

(1)本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師よりその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者本人(もしくは家族)が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。
(2)骨髄機能抑制による感染症・出血傾向などの重い副作用,リンパ球の減少による重い免疫不全の発現または悪化の可能性があるので,頻回に検査(血液,肝機能・腎機能など)を受ける必要があります。
(3)致命的な自己免疫性溶血性貧血が報告されています。
(4)放射線非照射血の輸血により,移植片対宿主病(GVHD)が現れることがあるので,本剤による治療中・治療後の人で輸血が必要な場合は,照射処理された血液を輸血することが必要です。
(5)本剤とペントスタチンペントスタチンとの併用によって,致命的な肺毒性が報告されているので併用してはいけません。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……重い腎機能障害/ペントスタチンの使用中/本剤による溶血性貧血の前歴/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能低下/感染症の合併/肝機能障害
(3)二次発がん……他の抗がん薬との併用で急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS),エプスタイン・バーウイルス関連リンパ増殖性疾患が発生したとの報告があります。
(4)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(6)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)骨髄機能抑制(好中球減少,ヘモグロビン減少,汎血球減少,赤血球減少など)。(2)間質性肺炎(呼吸困難,せき,発熱など)。(3)精神神経障害(錯乱,昏睡,興奮,けいれん発作,末梢神経障害など)。(4)腫瘍崩壊症候群(初期症状:側腹部痛,血尿など)。(5)重症日和見感染(敗血症,肺炎など)。(6)致命的な自己免疫性溶血性貧血。(7)脳出血,肺出血,消化管出血。(8)発熱,口腔粘膜の発疹,口内炎などを伴う皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(9)心不全。(10)自己免疫性血小板減少症。(11)赤芽球癆(ろう)。(12)出血性膀胱炎。(13)進行性多巣性白質脳症(PML:意識障害,認知障害,麻痺症状,言語障害など)
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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