ロイコボリンの効能・用量・副作用など

ロイコボリンの基本情報

ロイコボリン錠5mg

ロイコボリン錠5mg

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ホリナートカルシウムはビタミンB群の一つである還元型葉酸で,そのものには抗がん作用はありません。フルオロウラシルやテガフールの作用を強化したり,メトトレキサートの副作用を低減する作用があります。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 その他の抗がん薬>ホリナートカルシウム(ロイコボリンカルシウム)>ホリナートカルシウム
形状 錠剤
製造販売会社 ファイザー
保険薬価 錠剤5mg 1錠 863.80円
錠剤25mg 1錠 2,229.80円
同じ分類の薬 先発薬: ユーゼル   

ロイコボリンの効果・効能

[25mg]ホリナート・テガフール・ウラシル療法:結腸・直腸がんに対するテガフール・ウラシル配合剤の抗腫瘍効果の増強
[5mg]葉酸代謝拮抗薬の毒性軽減

ロイコボリンの使用上の注意と副作用

警告

(1)ホリナート・テガフール・ウラシル療法は,テガフール・ウラシル配合剤テガフール配合剤の細胞毒性を増強する療法です。本療法に関連したと考えられる死亡例が認められているので,緊急時に十分に措置できる施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで行わなければなりません。
(2)本療法を行うと,重い下痢,激しい腹痛,脱水などの症状,また劇症肝炎などの重い肝機能障害(食欲不振を伴う倦怠感,眼球黄染など)や骨髄機能抑制がおこり,致命的な経過をたどることがあるので,定期的に臨床検査を受け,異常がみられたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(3)本療法とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤テガフール配合剤との併用で,重い血液障害などの副作用がおこることがあるので,本療法と併用してはいけません。

基本的注意

*ホリナートカルシウム(ロイコボリン25mg)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重い骨髄機能抑制/下痢(水様便)のある人/重い感染症の合併/本剤の成分またはテガフール・ウラシル配合剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤の服用中・服用中止後7日以内/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄機能抑制/肝機能障害またはその前歴/腎機能障害/感染症の合併/心疾患またはその前歴/消化管潰瘍または出血/耐糖能異常/水痘/他の化学療法・放射線治療の治療中/前化学療法を受けていた人/高齢者
(3)服用法……(1)テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤の服用中止後,本療法を行うときは,少なくとも7日以上の間隔をあけることが必要です。(2)本療法は食事の影響を受けるので,食事の前後1時間を避けて服用してください。
(4)かくされる貧血……葉酸の服用により,ビタミンB₁₂欠乏による巨赤芽球性貧血(悪性貧血など)が隠蔽されるとの報告があります。
(5)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(6)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(7)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(8)二次発がん……テガフール・ウラシル配合剤との併用で,急性白血病(前白血病相を伴う場合もある),骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告があります。
(9)ホリナート・テガフール・ウラシル療法……テガフール・ウラシル配合剤の細胞毒性を増強するこの療法を行うと,激しい腹痛や下痢,脱水症状,劇症肝炎,重い骨髄機能抑制などがおこり,致命的な経過をたどることがあるので,状態に十分注意してください。療法中は,定期的に(少なくとも1クールに1回以上,特に服用開始から2クールは各クール開始前および当該クール中に1回以上),肝機能や血液の検査などを受けることが必要です。
(10)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)劇症肝炎などの重い肝機能障害。(2)(長期の服用による)肝硬変。(3)骨髄機能抑制,汎血球減少,無顆粒球症(発熱,咽頭痛,倦怠感など),白血球減少,血小板減少,貧血,出血傾向,溶血性貧血など。(4)激しい下痢,脱水症状。(5)重症の腸炎(出血性腸炎,虚血性腸炎,壊死性腸炎など)。(6)白質脳症(意識障害,小脳失調,認知症様症状など),失見当識,傾眠,記憶力低下,言語障害,錐体外路(すいたいがいろ)症状,四肢麻痺,歩行障害,尿失禁,知覚障害などの精神神経障害。(7)狭心症,心筋梗塞,不整脈(心室性頻拍などを含む)。(8)急性腎不全,ネフローゼ症候群。(9)嗅覚障害,嗅覚脱失。(10)間質性肺炎(せき,息切れ,呼吸困難,発熱など)。(11)急性膵炎。(12)重い口内炎,消化管潰瘍,消化管出血。(13)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(14)ショック,アナフィラキシー様症状(発疹,呼吸困難,血圧低下など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

ロイコボリン - PC

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