レナデックスの効能・用量・副作用など

レナデックスの基本情報

デキサメタゾンは昔から使われている薬でステロイド系抗炎症薬のひとつですが,多発性骨髄腫細胞に対しては増殖抑制作用を示し,その作用はレナリドミド造血器悪性腫瘍治療薬との併用により増強されます。
今まで1錠中のデキサメサゾン含有量が0.5mgのものしかなかったため,標準使用量が1日40mgの多発性骨髄腫の治療には1日に80錠の服用が必要でした。4mg錠の開発はQOL(生活の質)の面から好ましいものです。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 がんに使われるその他の薬剤>デキサメタゾン>デキサメタゾン
形状 錠剤
製造販売会社 セルジーン
保険薬価 錠剤4mg 1錠 175.80円

レナデックスの効果・効能

多発性骨髄腫

レナデックスの使用上の注意と副作用

警告

 本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師に,本剤の有効性・危険性を十分に聞き・たずね,同意してから受けなければなりません。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……有効な抗菌薬の存在しない感染症,全身の真菌症/消化性潰瘍/精神病/結核性疾患/単純疱疹性角膜炎/後のう白内障/緑内障/高血圧症/電解質異常/血栓症/最近行った内臓の手術の傷がある人/急性心筋梗塞/コントロール不良の糖尿病
(3)慎重に服用すべき場合……感染症/糖尿病/骨粗鬆症(こつそしょうしょう)/腎不全/甲状腺機能低下/肝硬変/脂肪肝/脂肪塞栓症/重症筋無力症/高齢者
(4)水痘・麻疹……本剤の服用中に水痘(みずぼうそう)または麻疹(はしか)に感染すると,致命的な経過をたどることがあります。服用前には必ず,水痘,麻疹にかかったことがあるか否かや予防接種の有無を伝えてください。
(5)生ワクチンの接種……本剤の服用中,または服用中止後6カ月以内の人は生ワクチンを接種しないようにします。免疫機能の低下によって,生ワクチン由来の感染を増強または持続させる恐れがあります。
(6)離脱症状……本剤の服用を中止すると,離脱症状と呼ばれる激しい身体的・精神的症状に襲われることがあります。自己判断で服用を中止しないでください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)感染症の誘発,増悪。(2)続発性副腎皮質機能不全,糖尿病。(3)消化性潰瘍,消化管穿孔(せんこう),膵炎。(4)精神変調,うつ状態,けいれん。(5)骨粗鬆症,大腿骨・上腕骨などの骨頭無菌性壊死,ミオパシー,脊椎圧迫骨折,長骨の病的骨折。(6)緑内障,後のう白内障。(7)血栓塞栓症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

レナデックス - PC

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