エストラーナテープの効能・用量・副作用など

エストラーナテープの基本情報

卵胞ホルモンを補う貼付剤です。貼る場所は下腹部・臀部ですが,全身的に作用するので内服薬と同じ注意が必要です。参考:内服の卵胞ホルモン卵胞ホルモンを参考にしてください。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 経皮吸収型の製剤>経皮吸収エストラジオール製剤>エストラジオール
形状 貼付剤
製造販売会社 久光
保険薬価 貼付剤0.72mg 9cm 1枚 111.40円
同じ分類の薬 先発薬: ディビゲル  メノエイドコンビパッチ  ル・エストロジェル   

エストラーナテープの効果・効能

更年期障害・卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状
[エストラーナテープのみの適応症]泌尿生殖器の萎縮症状/閉経後骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

エストラーナテープの使用上の注意と副作用

基本的注意

*経皮吸収エストラジオール製剤(ディビゲルなど)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳がん,子宮内膜がん)およびその疑いのある人/血栓性静脈炎・肺塞栓症またはその前歴/動脈性の血栓塞栓疾患(例えば冠動脈性心疾患,脳卒中)またはその前歴/重い肝機能障害/未治療の子宮内膜増殖症のある人/診断の確定していない異常性器出血のある人/乳がんの前歴/ポルフィリン症で急性発作の前歴/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に使用すべき場合……子宮筋腫/子宮内膜症/乳がんの家族素因が強い人,乳房結節,乳腺症,乳房レントゲン像に異常がみられた人/高血圧・心疾患・腎疾患またはその前歴/糖尿病/片頭痛,てんかん/肝機能障害/術前または長期臥床状態/全身性エリテマトーデス
(3)乳がんなど……本剤は,卵胞ホルモンを含む製剤です。本剤の使用によって,乳がんや血栓症などさまざまな疾患がおこりやすくなるので,必ず内服の卵胞ホルモン卵胞ホルモンの項を読んでください。
(4)貼付部位……(1)皮膚刺激を避けるため,毎回貼付部位を変えるようにしてください。(2)衣服との摩擦ではがれるおそれがあるため,ベルトラインを避けてください。(3)胸部には貼付してはいけません。
(5)ディビゲルの使用法……(1)1日1回,1包を太腿,もしくは下腹の400cm²(20㎝四方)に均一に塗り広げます。(2)日ごとに塗る場所を変えてください。(3)きず,湿疹などがある場所は避けて塗ります。
(6)ル・エストロジェルの使用法……通常はル・エストロジェル2プッシュ(1.8g)を1日1回,両腕の手首から肩までの広い範囲に塗擦します。症状に応じて適宜減量し,1プッシュ(0.9g)を1日1回とします。

副作用の注意
重大な副作用

(1)アナフィラキシー様症状(呼吸困難,不快感,むくみ,全身潮紅,じん麻疹など)。(2)静脈血栓塞栓症・血栓性静脈炎(下肢の疼痛・むくみ,胸痛,突然の息切れ,急性視力障害など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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