アキリデン
処方目的・適応 - アキリデン
特発性パーキンソニズム,その他のパーキンソニズム(脳炎後,動脈硬化性),抗精神病薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア(遅発性をのぞく)/アカシジア(錐体外路症状)
解説 - アキリデン
抗コリン性(副交感神経を抑制する)のパーキンソン症候群治療薬で,古くから使われています。ここに取り扱う薬品は構造的にはそれぞれ多少異なるものですが,その作用は抗コリン性のものであることを示しています。
使用上の注意 - アキリデン
一般的注意*トリヘキシフェニジル塩酸塩(アーテン)の添付文書による
■一般的注意■
(1)服用してはいけない場合……緑内障/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重症筋無力症
[メチキセン塩酸塩,ピロヘプチン塩酸塩,マザチコール塩酸塩]前立腺肥大症
(2)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大など尿路の閉塞性疾患/不整脈,頻拍傾向/肝機能障害,腎機能障害/高血圧/胃腸管の閉塞性疾患/動脈硬化性パーキンソン症候群/高温環境にある人/脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊のある人/高齢者
(3)定期検査……目の障害(閉塞隅角緑内障など)がおこることがあるので,服用中は定期的に隅角や眼圧の検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・〈妊婦→未確立・回避〉〈授乳婦→回避・授乳中止〉〈小児→未確立・有益のみ〉〈危険作業→回避〉
(1)抗精神病薬,抗うつ病薬,ドパミン作動性抗パーキンソン薬との併用時に,本剤および併用薬の急激な減量または中止により,悪性症候群が現れることがあります。発熱,無動・無口,強度の筋強剛,嚥下(えんげ)困難,頻脈,血圧の変動,発汗などがみられたら,体冷却,水分補給など行って,ただちに処方医へ連絡してください。
(2)精神錯乱,幻覚,せん妄がおこることがあります。
(3)長期服用で閉塞隅角緑内障がおこることがあります。
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……興奮,神経過敏,気分高揚,多幸症,見当識障害,眠け,運動失調,めまい,頭痛,倦怠感
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……悪心,嘔吐,食欲不振,口渇,便秘/排尿困難,尿閉/心悸亢進/調節障害,散瞳
(4)目の副作用……目に現れる副作用は,年齢など他の原因によるものと考えやすいのですが,危険な副作用のこともあるので,必ず専門医を受診してください。
(1)併用すると本剤の作用を強める薬剤……フェノチアジン系薬剤,三環系抗うつ薬,モノアミン酸化酵素阻害薬
(2)併用すると精神神経系の副作用が強まる薬剤……他のパーキンソン病薬(レボドパ,アマンタジン塩酸塩など)
(3)併用でおこる副作用……本剤とフェノチアジン系薬剤,三環系抗うつ薬などとの併用で腸管麻痺をおこすことがあります。この場合,食欲不振,悪心,嘔吐,著しい便秘,腹部膨満感,腹部弛緩,腸内容物のうっ滞などを伴うので,消化器系の不調がおこった場合はすぐに処方医に相談することが必要です。
海外評価 - アキリデン
PC - アキリデン
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