アキリデンの詳細

アキリデンの効果・効能

向精神薬投与による(薬物性)パーキンソニズム
[トリヘキシフェニジル塩酸塩,ビペリデン塩酸塩,プロフェナミン塩酸塩の適応症]特発性パーキンソニズム,その他のパーキンソニズム(脳炎後,動脈硬化性など)
[トリヘキシフェニジル塩酸塩,ビペリデン塩酸塩の適応症]向精神薬投与によるジスキネジア(遅発性を除く)・アカシジア(錐体外路(すいたいがいろ)症状)
[ピロヘプチン塩酸塩の適応症]パーキンソン症候群

アキリデンの用法・用量

1回1mgを1日2回よりはじめ,その後1日3~6mgまで徐々に増量する。

アキリデンの基本情報

抗コリン性(副交感神経を抑制する)のパーキンソン症候群治療薬で,古くから使われています。向精神薬投与による薬物性パーキンソニズムの軽減のために処方されます。
ここに取り扱う薬品は構造的にはそれぞれ多少異なるものですが,その作用は抗コリン性のものであることを示しています。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 パーキンソン症候群の薬>抗コリン性パーキンソン症候群治療薬>ビペリデン塩酸塩
形状 細粒剤
製造販売会社 共和
保険薬価 細粒剤1% 1g 19.10円
錠剤1mg 1錠 5.60円
同じ分類の薬 先発薬: アーテン  ピラミスチン  パキソナール  セドリーナ  トリフェジノン   
画像はありません
画像はありません

アキリデンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*トリヘキシフェニジル塩酸塩(アーテン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……緑内障/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重症筋無力症
[ピロヘプチン塩酸塩,プロフェナミン塩酸塩,プロフェナミンヒベンズ酸塩,マザチコール塩酸塩水和物]前立腺肥大など尿路の閉塞性疾患
(2)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大など尿路の閉塞性疾患/不整脈,頻拍傾向/肝機能障害,腎機能障害/高血圧/胃腸管の閉塞性疾患/動脈硬化性パーキンソン症候群/高温環境にある人/脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊のある人/高齢者
(3)定期検査……目の障害(閉塞隅角緑内障など)がおこることがあるので,服用中は定期的に隅角や眼圧の検査を受ける必要があります。
(4)悪性症候群……本剤の服用によって悪性症候群がおこることがあります。無動緘黙(かんもく)〈緘黙=無言症〉,強度の筋強剛, 嚥下(えんげ)困難, 頻脈, 血圧の変動, 発汗などが発現し,引き続いて発熱がみられたら, 服用を中止して体を冷やす, 水分を補給するなどして,ただちに処方医へ連絡してください。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,眼の調節障害,注意力・集中力・反射機能などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)悪性症候群(発熱,無動・無口,強度の筋強剛,嚥下(えんげ)困難,頻脈,血圧の変動,発汗など)。
[トリヘキシフェニジル塩酸塩](2)精神錯乱。(3)幻覚,せん妄。(4)長期服用による閉塞隅角緑内障。
[ビペリデン塩酸塩のみ](5)依存性。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

アキリデン - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)