PL配合顆粒の処方目的・適応

感冒・上気道炎に伴う症状(鼻汁,鼻閉,咽・喉頭痛,頭痛,関節痛,筋肉痛,発熱)の改善・緩和

PL配合顆粒の解説

2種の鎮痛解熱薬(サリチルアミドアスピリン,アセトアミノフェンアセトアミノフェン)に無水カフェイン,フェノチアジン系抗ヒスタミン薬フェノチアジン系抗ヒスタミン薬を配合したものです。小児用には,幼児用PL配合顆粒があります。これは,各成分がPL配合顆粒の6分の1の量になっています。

PL配合顆粒の使用上の注意

警告

(1)本剤中のアセトアミノフェンにより重い肝機能障害をおこすおそれがあります。
(2)本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用で,アセトアミノフェンの過量摂取による重い肝機能障害をおこすおそれがあります。

一般的注意

*PL配合顆粒の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分,サリチル酸系薬剤(アスピリンなどアスピリン),フェノチアジン系化合物フェノチアジン系薬剤フェノチアジン系抗ヒスタミン薬またはその類似化合物に対するアレルギーの前歴/消化性潰瘍/アスピリンぜんそく,またはその前歴/重い肝機能障害/昏睡状態またはバルビツール酸誘導体・麻酔薬などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある人/緑内障/前立腺肥大など下部尿路の閉塞性疾患/2歳未満の乳幼児
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,腎機能障害/出血傾向/気管支ぜんそく/アルコール多量常飲者/絶食・低栄養状態・摂食障害などによるグルタチオン欠乏,脱水症状
(3)小児……アメリカで,サリチル酸系製剤(アスピリン)とライ症候群との関連性を示す報告があるので,15歳未満の水痘(水ぼうそう),インフルエンザの人は,原則としてサリチル酸系薬剤を服用しないでください。治療上やむを得ず服用する場合は状態を十分に観察し,ライ症候群を疑う症状(激しい嘔吐,意識障害,けいれんなど)がみられたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(4)女性……非ステロイド系解熱鎮痛薬を長期服用している女性に,一時的な不妊がみられたとの報告があります。
(5)授乳婦……本剤に含まれるカフェインは容易に母乳中に移行します。授乳中の人は,長期にわたって服用しないようにしてください。
(6)発がん性……腎盂(じんう)・膀胱腫瘍の人を調査したところ,本剤の類似化合物(フェナセチン)製剤を長期または大量に服用していた人が多いとの報告があります。
(7)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠けがおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(8)その他……
・妊婦(12週以内または妊娠後期)での安全性:有益と判断されたときのみ服用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。(2)剥脱(はくだつ)性皮膚炎,皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),急性汎発性発疹性膿疱症。(3)再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,溶血性貧血,血小板減少。(4)ぜんそく発作の誘発。(5)間質性腎炎,急性腎不全。(6)間質性肺炎,好酸球性肺炎。(7)乳児突然死症候群(SIDS),乳児睡眠時無呼吸発作。(8)劇症肝炎,肝機能障害,黄疸。(9)横紋筋(おうもんきん)融解症(筋肉痛,脱力感など)。(10)緑内障発作(視力低下,眼痛など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。