ロキソニンの詳細

ロキソニンの効果・効能

[プラノプロフェン,ロキソプロフェンナトリウム水和物の適応症]関節リウマチ,変形性関節症,腰痛症,頸肩腕(けいけんわん)症候群,痛風発作(プラノプロフェンのみ),肩関節周囲炎(ロキソプロフェンナトリウム水和物のみ)の消炎・鎮痛/手術後,外傷後ならびに抜歯後の鎮痛・消炎/急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛

ロキソニンの用法・用量

1回60mg(細粒剤は0.6g)を1日3回,頓用は1回60~120mg(細粒剤は0.6~1.2g)。急性上気道炎の場合は,1回60mgを原則1日2回まで,1日最大180mg(細粒剤は1.8g)。

ロキソニンの基本情報

体内で炎症・痛みの原因となるプロスタグランジンの生成に関与する酵素シクロオキシゲナーゼを阻害することで,解熱・鎮痛・抗炎症作用を示す薬です。
ロキソプロフェンナトリウムはOTC薬(大衆薬)として第1類に分類され,解熱鎮痛薬として医療用薬品と同じ含量(1錠中ロキソプロフェンナトリウムとして60mg)の製品が市販されています。イブプロフェンは第2類医薬品として,鎮痛薬や総合感冒薬などに配合されています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 解熱鎮痛薬>アリールプロピオン酸系NSAID>ロキソプロフェンナトリウム水和物
形状 細粒剤
製造販売会社 第一三共
保険薬価 細粒剤10% 1g 32.30円
錠剤60mg 1錠 17.50円
同じ分類の薬 先発薬: ブルフェン  アルボ  ソレトン    ジェネリック薬: イブプロフェン  ランデールン 
ロキソニン錠60mg

ロキソニン錠60mg

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ロキソニンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*プラノプロフェン(ニフラン),ロキソプロフェンナトリウム水和物(ロキソニン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……消化性潰瘍/重い血液異常・肝機能障害・腎機能障害・心機能不全/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/アスピリンぜんそく,またはその前歴/妊娠末期
[プラノプロフェンのみ]重い高血圧症
(2)慎重に服用すべき場合……消化性潰瘍の前歴/血液異常またはその前歴/肝機能障害・腎機能障害またはその前歴/心機能異常/アレルギーの前歴/気管支ぜんそく/潰瘍性大腸炎,クローン病/高齢者
[プラノプロフェンのみ]出血傾向/高血圧症/SLE(全身性エリテマトーデス)
(3)女性……非ステロイド系解熱鎮痛薬を長期服用している女性に,一時的な不妊が認められたとの報告があります。
(4)過度の体温低下など……過度の体温低下,虚脱,四肢の冷却などがおこることがあります。特に高熱を伴う幼小児や高齢者,消耗性疾患の人は十分な注意が必要です。
(5)長期服用……慢性疾患(関節リウマチ,変形性関節症など)の人が長期服用する場合は定期的に尿や血液,肝機能などの検査を受ける必要があります。
(6)血液障害……服用中に発熱,咽頭痛が現れたときは,重症の血液障害を疑ってみる必要があります。
(7)高齢者……1日1回服用の場合は,体外への排泄に時間がかかるので,高齢者には好ましくないとの意見もあります。腎機能が低下している人も同様です。
(8)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。妊娠末期は服用しない。
・授乳婦での安全性:[プラノプロフェン]未確立。有益と判断されたときのみ服用。[ロキソプロフェンナトリウム水和物]原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:[プラノプロフェン・錠剤]未確立。[プラノプロフェン・シロップ]原則として服用しない。[ロキソプロフェンナトリウム水和物]未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシー様症状(じん麻疹,喉頭浮腫,呼吸困難など)。(2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(3)急性腎不全,ネフローゼ症候群。(4)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(5)肝機能障害,黄疸。(6)ぜんそく発作,ぜんそく発作の誘発。
[プラノプロフェンのみ](7)消化性潰瘍, 胃腸出血。(8)好酸球性肺炎。
[ロキソプロフェンナトリウム水和物のみ](9)無顆粒球症,溶血性貧血,白血球減少,血小板減少。(10)間質性腎炎。(11)うっ血性心不全。(12)重い消化性潰瘍または小腸,大腸からの吐血,下血,血便などの消化管出血,それに伴うショック。(13)消化管穿孔(せんこう)。(14)劇症肝炎。(15)無菌性髄膜炎(発熱,頭痛,悪心・嘔吐,項部硬直,意識混濁など)。(16)横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感など)。(17)(類似薬で)再生不良性貧血。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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