アマドラの詳細

アマドラの効果・効能

腎移植・肝移植・心移植・肺移植・膵移植における拒絶反応の抑制/骨髄移植における拒否反応および移植片対宿主病の抑制/ベーチェット病(眼症状がある場合)/尋常性乾癬(皮疹が30%以上に及ぶ場合,難治性の場合),膿疱(のうほう)性乾癬,乾癬性紅皮症,関節症性乾癬/再生不良性貧血(重症),赤芽球癆(ろう)/ネフローゼ症候群(頻回再発型,ステロイドに抵抗性を示す場合)
[ネオーラルのみの適応症]小腸移植における拒絶反応の抑制/全身型重症筋無力症(胸腺摘出後の治療において,ステロイドの服用が効果不十分または副作用により困難な場合)/アトピー性皮膚炎(既存治療で十分な効果が得られない場合)/非感染性ぶどう膜炎(既存治療で効果不十分であり,視力低下のおそれのある活動性の中間部・後部の非感染性ぶどう膜炎に限る)

アマドラの用法・用量

処方医の指示通りに服用。

アマドラの基本情報

体外からの異物や体内で生じた物質を自分のものとは違うと判断し,それらを排除するなどして身体の恒常性を保とうとする反応を「免疫」といいます。臓器移植などで,この免疫反応が強すぎたとき,それを弱める薬です。
シクロスポリンは,ノルウェーの土壌に含まれていた真菌の培養液から発見された物質です。カルシニューリンという酵素を介した細胞内情報伝達を阻害することで,免疫担当細胞の活動を抑制します。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 免疫抑制薬>シクロスポリン>シクロスポリン
形状 カプセル剤
製造販売会社 東洋カプセル=沢井
保険薬価 カプセル剤10mg 1カプセル 84.40円
カプセル剤25mg 1カプセル 150.70円
カプセル剤50mg 1カプセル 266.10円
同じ分類の薬 先発薬: サンディミュン  ネオーラル  パピロックミニ点眼液    ジェネリック薬: シクロスポリン 
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アマドラの使用上の注意と副作用

警告

(1)臓器移植を受ける人は,免疫抑制療法および移植者の管理に精通している医師の指導のもとで服用しなければなりません。
(2)サンディミュンとネオーラルは生物学的に同等ではありません。そのため,サンディミュンからネオーラルへ切り換えるとシクロスポリンの血中濃度の上昇によって副作用が現れやすくなるので十分に注意しなければなりません。一方,ネオーラルからサンディミュンへの切り換えは,シクロスポリンの血中濃度が低下することがあるので原則として行いません。
(3)[ネオーラルのみ]アトピー性皮膚炎で本剤を使用する場合は,アトピー性皮膚炎の治療に精通している医師のもとで有効性および危険性を十分説明してもらい,納得したうえで服用します。

基本的注意

*シクロスポリン(サンディミュン,ネオーラル)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/タクロリムス水和物タクロリムス水和物ほか,ピタバスタチンナトリウムHMG-CoA還元酵素阻害薬,ロスバスタチンカルシウムHMG-CoA還元酵素阻害薬,ボセンタン水和物肺動脈性肺高血圧症治療薬(1),アリスキレンフマル酸塩直接的レニン阻害薬の服用中/肝臓または腎臓に障害があり,コルヒチンコルヒチンを服用中の人/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳中の人
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……神経ベーチェット病
(3)慎重に服用すべき場合……腎機能・肝機能・膵機能障害/高血圧症/感染症/悪性腫瘍またはその前歴/PUVA(プーヴァー)療法中(紫外線照射療法のひとつ)/低出生体重児・新生児・乳児,高齢者/[ネオーラル]サンディミュン内服液・カプセルから切り換えて本剤を服用する人
(4)定期検査……服用中は,定期的に本剤の血中濃度を測定し,服用量を調節する必要があります。また,繰り返し血液や尿,肝・腎・膵機能などの検査を受ける必要があります。
(5)飲食物……(1)グレープフルーツは本剤の血中濃度を上昇させることがあるので,服用中はジュースや果実を飲食しないようにしてください。(2)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品は本剤の血中濃度を低下させることがあるので,服用中は食べないようにしてください。
(6)本剤と各種疾患……(1)因果関係は確立されていませんが,本剤の服用者に心不全などの重い循環器障害が現れたとの報告があります。(2)長期にPUVA療法を受けていた乾癬の人が服用すると,皮膚がんのリスクが高まる可能性があります。(3)外国で,ネフローゼ症候群の人が本剤を服用すると,クレアチニンの上昇を伴わない腎臓の組織変化がおこったとの報告があります。
(7)小児の多毛……本剤の副作用のひとつに多毛があり,一般に成人に比べて小児のほうがおこりやすい傾向にあります。異常がみられたら,すぐに処方医へ連絡してください。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・低出生体重児,新生児,乳児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)腎機能障害。(2)肝機能障害,肝不全。(3)中枢神経系障害(けいれん,意識障害,錯乱,運動麻痺,昏睡など)。(4)急性膵炎(上腹部の激痛,発熱,アミラーゼの上昇など)。(5)神経ベーチェット病症状(頭痛,発熱,情動失禁,運動失調,錐体外路(すいたいがいろ)症状,意識障害など)の誘発または悪化。(6)感染症。(7)血栓性微小血管障害,溶血性尿毒症症候群,血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)様症状。(8)悪性リンパ腫,リンパ増殖性疾患,悪性腫瘍(特に皮膚)。(9)横紋筋(おうもんきん)融解症。(10)溶血性貧血,血小板減少。(11)進行性多巣性白質脳症(意識障害,認知障害,麻痺症状(片麻痺,四肢麻痺),言語障害など)。(12)BKウイルス腎症。
[ネオーラルのみ](13)(全身型重症筋無力症の場合)クリーゼ(急激な全身の筋力低下から呼吸不全に至った状態)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

アマドラ - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)

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