レミッチの詳細

レミッチの効果・効能

血液透析患者における掻痒症の改善 (既存治療で効果不十分な場合に限る)

レミッチの用法・用量

1日1回2.5µg(1カプセル),1日最大5µg。

レミッチの基本情報

血液透析患者にみられる掻痒症(透析掻痒症)は,抗ヒスタミン薬,抗アレルギー薬,保湿剤,外用ステロイドなど,従来の治療法では効果が不十分な場合があります。その発現には複数の因子が関与していると考えられていますが,決定的な因子は特定されていません。しかしながら,血液透析患者では,血漿中のβ(ベータ)-エンドルフィン〔オピオイドミュー受容体(以下μ(ミュー)受容体)を作動させる内因性オピオイド〕濃度が高いこと,また,血液透析患者のうち,かゆみ(掻痒)の強い患者ほど血漿中のβ-エンドルフィン濃度が高いことから,血液透析患者のかゆみの発現には,μ受容体の活性化が関与していることが示唆されています。
また,オピオイド受容体には主に3つのサブタイプ,すなわちμ,κ(カッパ),δ(デルタ)が存在し,作用発現特性はサブタイプごとに異なります。κ受容体は,μ受容体と相反する薬理作用を示すとともに,μ受容体を介した作用を抑制する働きを有することが知られています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む)>ナルフラフィン塩酸塩>ナルフラフィン塩酸塩
形状 カプセル剤
製造販売会社 東レ=鳥居
保険薬価 カプセル剤2.5μg 1カプセル 1,795.00円
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レミッチの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……中等度から重度の肝機能障害/高齢者
(3)定期検査……本剤の服用により,プロラクチン値上昇などの内分泌機能異常が現れることがあるので,定期的に検査を受けることが必要です。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,めまいなどが現れるおそれがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)過量服用……本剤の過量服用により,幻覚,不安,重度の眠け,不眠などが現れるおそれがあるので,これらの症状が現れたら処方医に連絡してください。服用を中止し,必要に応じて適切な対症療法を受けることになります。
(6)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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