イーケプラの処方目的・適応

他の抗てんかん薬で十分な効果が認められない,てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法

イーケプラの解説

すでに70カ国以上の国で承認または販売されている,新しい抗てんかん薬です。肝臓で代謝されずに排泄されるため,他の薬剤の影響を受けないことから,併用療法をしていくうえで使いやすく,他の抗てんかん薬にみられることのある認知機能低下が少ない薬です。欧米では,成人てんかん患者の部分発作に対する併用療法においては標準的な治療薬とされています。

イーケプラの使用上の注意

一般的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはピロリドン誘導体に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/重い肝機能障害/高齢者
(3)精神症状に注意……本剤を服用すると,易刺激性,錯乱,焦燥,興奮,攻撃性などの精神症状が現れ,自殺企図に至ることもあります。患者および家族はそのリスクについて十分な説明を受け,服用中は処方医と緊密に連絡を取り合うことが必要です。
(4)急激な減量・中止……本剤の連用中に服用量を急激に減らしたり,服用を中止したりすると,てんかん発作の増悪またはてんかん重積状態が現れることがあります。自己判断で減量や中止をしないようにしてください。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス‐ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(2)重い血液障害(汎血球減少,白血球減少,好中球減少,血小板減少)。(3)肝不全,肝炎などの重い肝機能障害。(4)膵炎(激しい腹痛や発熱,吐きけ・嘔吐など)。(5)精神症状(易刺激性,錯乱,焦燥,興奮,攻撃性など),自殺企図。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

イーケプラ - PC

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