アクトネル
処方目的・適応
[エチドロン酸2ナトリウムの適応症]脊髄損傷後,股関節形成術後,骨ページェット病における初期および進行期の異所性骨化の抑制
[アレンドロン酸ナトリウム水和物,リセドロン酸ナトリウム水和物,ミノドロン酸水和物の適応症]骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
解説
骨の無機質表面でのハイドロキシアパタイト結晶の形成・溶解を抑制する作用と,破骨細胞の抑制作用を有しているといわれています。
使用上の注意 - アクトネル
一般的注意*リセドロン酸ナトリウム水和物(アクトネル,ベネット)の添付文書による
■一般的注意■
(1)服用してはいけない場合……食道狭窄またはアカラシア(食道弛緩不能症)などの食道通過遅延障害/本剤の成分あるいは他のビスホスフォネート系薬剤に対するアレルギーの前歴/低カルシウム血症/服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない人/高度な腎機能障害/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……嚥下困難,食道・胃・十二指腸の潰瘍または食道炎などの上部消化管障害/腎機能障害
(3)栄養状態……本剤を服用しているときは,適切な栄養状態,特にカルシウムとビタミンDの適切な摂取に気をつけてください。
(4)服用法……(1)起床後,最初の飲食前に,立位または座位でコップ1杯の水(約180ml)で服用します。水以外の飲み物(牛乳など。カルシウム・マグネシウムなどの含量の特に高いミネラルウォーターを含む)や食物,他の薬剤と一緒に服用すると吸収を抑制するおそれがあるので,水のみで服用します。(2)服用するときは,口腔咽頭を刺激する可能性があるため,噛んだりなめたりしないように。(3)服用後少なくとも30分は横にならず,飲食(水を除く)や他の薬剤の服用も避けてください。
(5)過量服用……低カルシウム血症の症状(テタニー,下痢,白内障,乳頭浮腫,知能低下,行動異常など)が現れることがあります。
(6)妊娠可能……妊娠する可能性のある人は,治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ処方されることがあります。
(7)その他……
・〈授乳婦→回避・授乳中止〉〈小児→未確立〉,くすりの基礎知識編
(1)食道炎,食道狭窄,食道潰瘍,食道穿孔(せんこう),胃潰瘍,十二指腸潰瘍などの消化管障害が報告されています。
(2)AST・ALTなどの上昇を伴う肝機能障害,黄疸がおこることがあります。
(3)顎骨壊死・顎骨骨髄炎が現れることがあります。病例のほとんどが抜歯などの歯科処理や局所感染に関連して発現しています。歯科の治療の場合には必ず歯科医師にビスホスフォネート系薬剤を内服していることを伝えてください。
[アレンドロン酸ナトリウム水和物のみ]
(4)けいれん,テタニー,しびれ,失見当識などを伴う低カルシウム血症が現れることがあります。
(5)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)などの重い皮膚症状が現れることがあります。
[エチドロン酸2ナトリウムのみ]
(6)汎血球減少,無顆粒球症がおこることがあります。
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……かゆみ・発疹・紅斑・じん麻疹・皮膚炎(水疱性を含む)・血管浮腫などのアレルギー症状
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……胃不快感,悪心,上腹部痛,便秘,消化不良(胸やけ),腹部膨満感,胃炎,口内炎,口渇,嘔吐,下痢,食欲不振,軟便,おくび,舌炎,味覚異常,腹痛,鼓腸/眼痛,霧視/めまい,頭痛,感覚減退(しびれ),耳鳴り,傾眠/関節痛,背部痛,骨痛,筋痛/むくみ(顔面,四肢など),ほてり,倦怠感,脱力感,動悸,脱毛,無力症(疲労,脱力など),筋・骨格痛(関節痛,背部痛,骨痛,筋痛,頸部痛など)
(3)検査などでわかる副作用……ALT・AST・γ-GTP・AL-P・LDH上昇/リンパ球数増加,好中球数・白血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリット減少/血中カルシウム減少/尿潜血陽性,尿中β
ミクログロブリン増加
(1)カルシウム,マグネシウムなどを含有するカルシウム補給剤,制酸剤などと併用すると本剤の吸収が低下します。30分以上間隔をあけてください。
海外評価
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