コントミン
- 製品名
- コントミン
- 分類
- 抗精神病薬>フェノチアジン系薬剤>フェノチアジン系薬剤〔クロルプロマジン塩酸塩(50mg以上の錠剤・散・顆粒は(劇))〕
- メーカー
- 田辺三菱=吉富
- 保険薬価
- 錠剤12.5mg 1錠 9.20円
錠剤25mg 1錠 9.20円
錠剤50mg 1錠 9.20円
錠剤100mg 1錠 9.20円 - 1日量
- 30〜450mg
- 同じ分類の薬
- ウインタミン 塩酸クロルプロマジン ニューレプチル イリヤキン トリラホン

コントミン錠25mg

コントミン錠50mg
処方目的・適応
[クロルプロマジン塩酸塩の適応症]統合失調症/躁(そう)病/神経症による不安・緊張・抑うつ/悪心・嘔吐/しゃっくり/破傷風に伴うけいれん/麻酔前投薬/人工冬眠/催眠・鎮静,鎮痛薬の効力増強
解説
1950年代初期,それまで獣医が動物の寄生虫の治療に用いていたフェノチアジンの誘導体であるクロルプロマジン塩酸塩を使うことで,統合失調症の治療は大きな転換期を迎え,多くの患者が外来治療で社会復帰が可能になりました。
統合失調症では,脳内ドパミン作動性神経系が過敏になっていると考えられていますが,フェノチアジン系薬剤はシナプス後膜の受容体部をブロックして刺激の伝達を弱めると考えられています。
使用上の注意 - コントミン
一般的注意*クロルプロマジン塩酸塩(コントミン)の添付文書による
■一般的注意■
(1)服用してはいけない場合……昏睡状態・循環虚脱状態の人/バルビツール酸誘導体・麻酔薬などの中枢神経抑制薬の強い影響下にある人/エピネフリンの服用中/フェノチアジン系薬剤およびその類似薬剤に対するアレルギー
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……皮質下部の脳障害(脳炎,脳腫瘍,頭部外傷後遺症など)の疑いがある人
(3)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,血液障害/褐色細胞腫・動脈硬化症・心疾患の疑いがある人/重症ぜんそく,肺気腫,呼吸器感染症/てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの前歴/高温環境下にある人/脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊のある人/幼小児,高齢者
(4)服用初期……起立性低血圧がおこることがあります。急に立ち上がったとき,ふらつきやめまい,動悸,眼前暗黒感などがあるようなら,処方医へ連絡してください。
(5)かくされる嘔吐……本剤には嘔吐を抑える作用があるので,薬物中毒,腸閉塞,脳腫瘍などによる嘔吐症状をかくすことがあります。
(6)突然死……服用中,原因不明の突然死が報告されています。
(7)殺虫剤……服用中は,有機燐系の殺虫剤には触れないようにしてください。殺虫剤の毒性を強め,縮瞳や徐脈などの症状が現れることがあります。
(8)その他……
・〈妊婦→回避〉〈授乳婦→回避〉〈危険作業→回避〉,くすりの基礎知識編
(1)悪性症候群がおこることがあります。無動緘黙(かんもく)(緘黙=無言症),強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,発汗などが発現し,引き続いて発熱がみられたら,水分の補給,体を冷やすなどして,ただちに処方医へ連絡してください。高熱が続き,意識障害,呼吸困難,脱水症状,急性腎不全へと移行して死亡した例が報告されています。
(2)血圧降下,心電図異常に続く突然死の報告があります。
(3)長期服用によって,口周部などの不随意運動が現れ,服用中止後も持続することがあります(遅発性ジスキネジア)。
(4)低ナトリウム血症,けいれん,意識障害などを伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)がおこることがあります。
(5)再生不良性貧血,溶血性貧血がおこることがあります。
(6)長期または大量服用で,角膜・水晶体の混濁や網膜・角膜の色素沈着などの眼症状がおこることがあります。
(7)SLE(全身性エリテマトーデス)様症状(発熱,紅斑,筋肉痛,関節痛,リンパ節の腫れ,胸部痛など)がおこることがあります。
(8)食欲不振,悪心・嘔吐,著しい便秘などが現れ,麻痺性イレウス(腸閉塞)になることがあります。
(9)AST・ALT・γ-GTPの上昇を伴う肝機能障害,黄疸がおこることがあります。
(10)筋肉痛,脱力感,血中・尿中ミオグロビンの上昇(尿が褐色に着色したら注意)を特徴とする横紋筋(おうもんきん)融解症がおこることがあります。
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状,光線過敏症
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……頻脈,心疾患悪化
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲亢進,食欲不振,舌苔,悪心・嘔吐,下痢,便秘/錐体外路(すいたいがいろ)症状〈注〉:パーキンソン症候群(手指振戦,筋強剛,流涎など),ジスキネジア(けいれん性斜頸,顔面・頸部のれん縮,後弓反張,眼球回転発作など),アカシジア(静坐不能)/視覚障害/体重増加,女性化乳房,乳汁分泌,射精不能,月経異常,糖尿/錯乱,不眠,めまい,頭痛,不安,興奮,刺激を受けやすい/尿閉,無尿,頻尿,尿失禁/口渇,鼻閉,倦怠感,発熱,むくみ,皮膚の色素沈着
〈注〉錐体外路症状
錐体外路系は,運動が円滑に行われるように全身の筋肉の緊張,身体の安定,運動の調和を司っています。この系が障害を受けると,以下のような自発運動の減少や不随意運動といった症状が現れます。
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これらは外観上は重症にみえますが,服用をやめると多くは元に戻るものです。しかし,脳障害の前歴がある高齢者では長く続くことがあります(舌が思わず動く,ほおがふくらんで口がすぼまる,何かを噛むような動作が続くなど)。
(4)検査などでわかる副作用……白血球減少症,顆粒球減少症,血小板減少性紫斑病/血圧降下,不整脈/縮瞳,眼内圧上昇
(1)本剤と併用してはいけない薬剤……エピネフリンと併用すると,エピネフリンの作用を逆転させ,血圧降下をおこすことがあります。
(2)併用すると相互に作用が強まる薬剤・薬物……バルビツール酸誘導体,降圧薬,麻酔薬/アルコール
(3)併用すると相互に作用が弱まる薬剤……レボドパ製剤,ブロモクリプチンメシル酸塩
(4)併用すると相互に降圧作用が強まる薬剤……降圧薬
(5)併用すると相互に抗コリン作用が強まる薬剤……アトロピン様作用のある薬剤(抗コリン作動性抗パーキンソン薬,三環系抗うつ薬)
(6)本剤との併用で副作用が強まる薬剤……ドンペリドン,メトクロプラミド
海外評価
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