失感情症

自らの内面的な感情への気づきやその言語化による表現が制約された状態にあって、失感情症(alexithymia)には以下のような特徴があげられます。
① 想像力や空想力に乏しいこと
② 自分の感情や葛藤状態に対する言語化ができず、情動の体験と表現が制限されている
③ 事実関係をくどくどと述べるが、それに感情の表現が伴わないこと
④対人関係は一般に貧困で、機械的な対応が多く、面接者とのコミュニケーションも困難なこと
自己の感情の認知や表出が困難であるため、身体化にそのはけ口を求める心理的特徴をもちます。一般には、社会適応は良すぎるくらい良くて、むしろ過剰適応の傾向にすらある人が多いようです。神経症患者や抑うつ患者に比べて心身症患者は失感情症傾向が強いとされています。

健康用語(メンタルヘルス編)

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