仮面うつ病(masked depression)

うつ病の三大症状として「睡眠障害」「食欲不振」「憂うつ感」が挙げられますが、うつ病の始まりとして、気分の落ち込みがあまりはっきりせず、肩こりや頭痛、胃痛といった身体の痛み、下痢や便秘などの胃腸症状、発汗、息苦しさといった身体症状が現れることがあります。

こうしたうつ病を、うつが身体的な症状に隠れているという意味で「仮面うつ病」と呼ぶことがあります。抑うつ症状より、身体的な不調が長く続き、本人も、うつ病とは思わずに一般科を受診し、検査をしても異常がないため、医師から心因性ではないかと精神科受診を勧められて気づくケースが多い、と言われています。

目に見えてストレスを感じないときでも、うつ病などの症状が現れることがあるため、身体的な不調が長く続いたときには、精神的・身体的両方の側面から問題を考えていくことが必要になります。

健康用語(メンタルヘルス編)

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