自律訓練法(Autogenic Training)

ドイツの精神科医、J.H.シュルツが体系化した自己催眠法です。自律神経の働きを整えるためのセルフコントロール法として用いられます。日本においては、心身医療機関の約9割で実施されているとも言われており、効果的なリラクセーション法として有名です。体へアプローチすることによって、体と心の緊張状態を解きほぐし、リラックス状態を作り上げることを目的としています。横になった姿勢や椅子に腰掛けた姿勢で進められ、決まった言葉を繰り返していきます。副作用の問題や、リラクセーションのプロセスを経た後は、最後に消去動作(手を意識的に動かす、大きく深呼吸するなど)を行う必要がありますので、専門家の指導の下で実施することが望ましい訓練法です。訓練を経て慣れてくると、数分でリラックスできるようになります。自律神経の乱れから来る身体症状や、精神的な緊張状態、ストレスなどに対して効果的といわれています。また、普段から毎日のリラクセーション法として活用することも効果的です。

健康用語(メンタルヘルス編)

健康のために知っておきたいことばを紹介しています。