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初めまして。新米妊婦の五十嵐ななと申します。現在妊娠4ヵ月で出産予定日には42歳。高齢出産かつ初産で戸惑いの多い日々ですが、そんな心境も含めつつ妊娠中の心身の変化や検診のこと、みなさんの参考になりそうな情報などをお届けしていきたいと思います。

ドキドキの妊婦健診

さて先週、2週間ぶりの妊婦検診がありました。一般的につわりも落ち着いてくる時期ですが、私はそもそもつわりを感じない体質のよう。だから体調が楽な反面、赤ちゃんが元気に育っているか全然わかりません。ネットでついついみんなの流産体験談を読み、微妙な心境になることもしばしば。検診前は本当にドキドキです。

妊婦検診の前には血圧や体重の測定をしますが、なんと前回よりも体重が200gほど減っていました。「減るってことは赤ちゃんが成長してない!?」と不安MAXで診察室へ。先生は以前に子宮筋腫の手術もしてもらった女性医師。「出血やおなかの痛みはなかった?」と聞かれ、特になかったことを伝え内診室へ。私は神妙な面持ちで診察台にのぼります。

先生がエコーの器具を挿入し、しばし沈黙……。この間がなんとも言えません。もしかして何か問題が……? すると「うん、順調ですよ~」と先生。あー、そうなんだー、順調かーーー。ホッ。

「写真見る~?」と診察台のカーテンを少し開けのぞかせてもらいます。うん、何やら頭のようなものと体のようなものがある…。心臓の鼓動が点滅しています。頭の大きさを計測し、22.8ミリとこの時期の標準とのことでひと安心。

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風疹ワクチンが効かない?

そして、前回受けた「初期妊婦血液検査」の結果報告。血液は、胎盤を通して赤ちゃんに栄養を送り、老廃物を取り除く重要な役目をします。そのため、血液の検査から赤ちゃんに感染する病気の原因がないか、貧血がないかなどをチェックします。

私は大きな問題はなかったものの、要注意が2つ。ひとつは風疹の抗体が低いこと。昨年、風疹のワクチンを接種したものの、「ワクチンが効きにくい体質かもしれない」と。そんな体質もあるんですね。妊娠中に風疹にかかると、赤ちゃんの耳や目、心臓などに障害が出る可能性が。念のため、夫にもワクチンを打ってもらったり、風疹に感染中の子供のそばに近づかないなどアドバイス。

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ニャンコと生肉にご用心

また、もうひとつが「トキソプラズマ」の免疫がないこと。トキソプラズマはマラリアと同じ寄生虫のひとつで、感染すると赤ちゃんが水頭症(すいとうしょう)や脈絡網膜炎(みゃくらくもうまくえん)を起こす可能性があります。

感染源は、主に猫のふん、そして十分に加熱されていない肉。うちは猫を飼っているので不安に思いたずねると、「家猫は大丈夫。万が一、ウイルスを持っていたらすでに感染しているはず」と先生。肉はレアのステーキや生ハムも危険とのことで、うっかり食べないように気をつけないと。また、ガーデニングも土に猫のふんが含まれているかもしれないので要注意です。

ちなみに、このトキソプラズマは症例が少ないため、妊婦健診の項目に入っていない病院も少なくないとか。費用は1000円前後なので、医師に相談して受けさせてもらうと安心できそうです。

…と、とりあえずは大きな問題もなくホッとした気分で診察室を出て、その後、初の助産婦さんによる保健指導。この日は分娩予約や今後の予定説明などがメインでしたが、最後に妊娠前より1.5kgほど増えた体重を見て、助産婦のお姉さんがひとこと。「この時期、まだ赤ちゃんの体重はほんの数十グラム。増えた分は全部お母さんの“脂肪”ですよ」と……(汗)。

「妊婦だから」という免罪符を得て、欲望のままに食べ、惰眠をむさぼっていたかも……。サボっていた駅までのウォーキングを再開しようと思います(苦笑)。

(フリーライター・五十嵐なな)