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吹く風も冷たくなり、すっかり秋らしくなってきたこの頃、鼻がムズムズしたり、咳が出たりといった風邪のような症状に悩まされている人はいないでしょうか。しかし、それは風邪ではなく、秋の花粉症かもしれません。スギ花粉症がない人でも、秋の花粉症を発症する人もいます。

スギだけじゃない!ブタクサやヨモギなど秋の花粉症

春先の花粉症はスギやヒノキによるものですが、秋の花粉症はブタクサやヨモギ、カナムグラなどの植物が原因です。6月~8月にかけてはイネの花粉症を発症する人もみられ、1年中なんらかの花粉によるアレルギー症状に悩まされる人もいます。

しかし、目のかゆみがあれば花粉症などのアレルギーを疑いやすいですが、秋の花粉症の存在を知らず、くしゃみや鼻水、鼻づまり、咳といった症状から風邪だと思い込み、風邪薬を飲んでしまう人もみられます。スギ花粉症と同様の症状が、他の花粉の影響でも起こることを認識しておきましょう。

秋の花粉症はどう対処したらいい?

秋の花粉症の対処方法といっても、基本的には春と同じです。症状によっては、病院で抗アレルギー薬を処方してもらいます。外出時にはマスクをし、花粉がつきにくいようなツルツルとした素材の洋服を着ることも有効です。帰宅時には、洋服の花粉をはらってから室内に入り、手洗いやうがいをします。ぬるま湯を入れた洗面器に小さじ2杯の塩を溶かした液を用意し、片側ずつ鼻から出す「鼻洗い」もオススメです。

また、アレルゲンに近づかないことも大切。秋のアレルギーはスギほど飛散せず、草花が中心ですので、草むらや山へは行かないようにしましょう。

花粉症以外にダニにも注意

秋のアレルギーは花粉によるものだけではありません。夏の高温多湿な環境はダニが繁殖しやすく、秋になるとダニの死がいが原因でダニアレルギーを起こす人もいます。アレルギー性鼻炎や喘息の症状を引き起こしますので、ダニアレルギーが疑われる人は専門医を受診しましょう。

スギ以外にも花粉によるアレルギー症状を引き起こす植物は多く、50種類以上ともいわれています。アレルギー症状が疑われたら適切な対処をし、少しでも症状をやわらげたいですね。