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同僚や友人の「頼まれごと」を安うけ合いして、あとで後悔したことありませんか? 実はちょっとコツをつかむだけで、相手を嫌な思いをさせずにスッキリ断ることができるんです。お断りや謝罪、クレームなど、言いにくいことをすんなり言えて、よりよい人間関係を作れるテクをご紹介します。

「謝罪」は急ぐ!「クレーム」は時間をかける!

臨床心理士の武藤清栄さんは「断りやおわびは、先手を打つことが大切。できるだけ早く気持ちを伝えて」と話します。相手に指摘されてからでは仕方なく言っていると受け取られ、もっと大きなトラブルに発展してしまう可能性が。
 
反対に、自分から相手にクレームを言う場合は、少し時間をかけてまず相手の意見を聞いてみて。「お忙しい事情があったんですね」と相手の立場を理解していることを伝えると、聞き入れてもらいやすくなります。

また、自分の意見を主張するときは「私は」を主語にしましょう。
「『あなたは』を主語にすると、非難したり言い訳しているニュアンスが強くなるので注意しましょう」
 
そして忘れてはいけないのが、伝えるときの態度や表情、声のトーンです。
「口では『ごめんなさい』と言っても、ふてくされていては受け止めてもらえません。言いにくいことほど相手の目を見る、心を込めてうなずくなど、コトバ以外のツールを大切にしましょう」

言いにくいシチュエーションはこれで乗り切る

日常生活でよくある「言いにくい」シチュエーションを3つピックアップ。例とともに、具体的な対応の仕方をご紹介します。

・商品やサービスをしつこくすすめられて困る!
相手がよかれと思ってあなたにおすすめしている可能性があるので、「お話はよくわかりますが」と相手の気持ちを受け止めていることを伝えて。それから具体的な理由を伝えて断ると、カドが立ちません。

・帰りがけに面倒な仕事を押しつけられそう!
相手を責めず「私は定時に帰れたらうれしいのですが」など「私は」を主語にして、自分の気持ちや困っている状況を具体的に伝えましょう。

・子どもがケンカして相手にケガをさせてしまった!
まずは、相手の感情に共感すること。次に目を見て謝り、気持ちを込めてしっかり頭を下げましょう。相手への理解や態度が発するメッセージこそが、おわびの気持ちをしっかり伝えてくれます。

これであなたのコミュニケーション能力もアップ。円満な人間関係を築いて、楽しい毎日を送りましょう。