日本成人病予防協会は、2015年より「健康管理能力検定」をスタートします。人の体内にある「体内時計」が司るさまざまなリズムについて学び、健康管理能力を取得することを目的とした検定制度です。

健康生活の基本となる「体内時計」を知る

人の中にある「体内時計」は、睡眠、食事、体温、血圧、ホルモン、肌、呼吸などのあらゆるリズムを司っています。こうした身体・活動のリズムが自然のリズムと調和していると、心身のバランスが良くなり、アンチエイジングにも効果があることがわかっています。ところが、本来の体内時計と体のリズムが乱れると、代謝が悪くなって太りやすくなる、眠れない、体が冷える、肌が荒れるなどの症状があらわれます。

現代の社会では、寝る直前までスマホやモニター画面を見ていたり、食事時間や睡眠時間が不規則だったり、体内時計を狂わせるような要因が多く、それらがさまざまな不調に影響していると考えられています。

難易度ごとに1級から3級まで3段階

文部科学省の後援を受けた「健康管理能力検定」は、このような生体リズムについての正しい知識を身につけ、健康管理や予防医学に役立てようという検定です。

検定は、難易度ごとに、3級、2級、1級という3レベルを設定。

3級:「体のリズムと生活」についての基本的な項目
2級:「体内リズムと健康」についての基本的な項目
1級:「健康管理と予防医学」全般についての体系的な項目

3級、2級については受験資格はなく、併願も可能。検定内容については公式テキストに沿って出題され、公式テキストを購入した人は、検定当日に合格対策事前講習を受けることができます。1級は、「健康管理能力検定1級受験対策講座」の修了が受験資格です。

検定を実施する日本成人病予防協会は、1987年の設立以来、28年間にわたって各中央省庁と連携した健康づくりを推進してきました。1992年からは、厚生労働省の指定を受けた資格「健康管理士一般指導員」の認定および育成を行い、これまでに6万人以上の資格者を輩出してきた実績があります。

自分や家族の健康管理に役立てる

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この資格を取得したことで、すぐに就職等に役立つというものではありませんが、なかなか理解しにくい「体内リズム」や「予防医学」について、効率的かつ体系的に学ぶことができます。

まずは、自分自身の美容や、身近な人の健康のため、基礎知識を身につけるところから。そうして学んだことを、いずれは仕事や勉強に役立てることもできるはずです。

日本成人病予防協会「健康管理能力検定」
http://www.japa.org/