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もともとアメリカで人気のあった日本の「抹茶」が「matcha」として、さらなるブームに。最近では、宇治抹茶を扱う会社ができたこともあり、抹茶を扱う高級レストランも続々増加中。そんなアメリカ・ロサンゼルスの“matcha”事情をご紹介します!

スーパーフードとしても“matcha”を認知

日本からのお土産として、アメリカ人に喜ばれるのが抹茶を使ったクッキーやチョコレート。その抹茶が“matcha”として、アメリカでブレイクしています。2014年には、NYに抹茶専門の「MatchaBar」がオープン。たちまち人気&取材殺到のお店になりました。

ロサンゼルスでも、今年「Matcha Box」というカフェができたばかり。メニューは「THE HERO」が、抹茶アーモンドミルクラテ(6ドル・720円)、「RING OF FIRE」が冷たい抹茶ドリンクにハラペーニョをプラスしたものと、とってもユニーク。さっそくヘルシー志向の人々の話題になっています。

さらに、アメリカで宇治抹茶を扱う会社「BREAKAWAY MATCHA」が登場。この会社がロサンゼルスの3つ星レストランに高級抹茶を卸すことにより、日本食レストラン以外の場所でも、抹茶を目にすることが多くなりました。

この“matcha”、スーパーフードとしての認知度も高いんです。ハイカカオのチョコレートとスーパーフードをコラボレーションさせている「SUPER DARK」シリーズにも、抹茶が登場。霊芝茸やゴジベリーとともにラインナップされています。

適度なカフェインとうまみが人気の秘密 

こんなに抹茶がアメリカで人気になっている理由のひとつが、コーヒーよりもカフェインが少ないということ。少量のカフェインを含む抹茶を仕事の合間にとることで、体の負担を少なく仕事に集中することができます。また、抗酸化成分の「カテキン」のほか、うまみ成分「テアニン」が豊富。味が濃いのでラテなど、カフェのドリンクメニューに取り入れやすいのも認知度が高くなっている理由のひとつです。

matchaにフレーバーをプラスするのが新しい

こちらでもスーパーのお茶コーナーには必ずmatchaがあるんです。ただ、こちらの抹茶、お茶の席で使うような本物志向なものが多く、なんと30gで35ドル(4200円)と高いものばかり!

そこで、ボトルドリンクタイプのmatchaを試してみました。こちらのペットボトルのドリンクは、抹茶にフレーバーをプラスしたものが主流。「matcha LOVE」(2.49ドル=299円)は、バニラフレーバー。はじめ「?」と思いますが、飲んでみると後味にふわっとバニラが香り意外とおいしい! パッケージをよくみると「伊藤園」が作ったもので、「さすが!」と納得しました。

そして「JADE MONK」(4.29ドル=515円)は、抹茶にはちみつ、ライムジュースをプラスしたもの。パッケージには、ほのかな甘みとありますが、私にはかなり甘い……。甘茶にライムのさわやかさをプラスしたような、なんとも不思議な味(笑)。キンキンに冷やして飲むのがいいかもしれません。

この“matcha”ブーム、ますます加速しそうな気配。個人的には、甘みのないシンプルな抹茶ドリンクが1ドル台で買えるとうれしい。日本のスーパーフード”matcha”のさらなる飛躍を期待します!

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左から、スーパーフード入りチョコレート「SUPER DARK」シリーズのmatcha green tea(6.99ドル=839円)、ドリンク「JADE MONK」(4.29ドル=515円)、ドリンク「matcha LOVE」(2.49ドル=299円)。

※1ドル120円で計算しています。

(小山陽子 LA在住 健康&美容エディター)