Young woman sneeze on bed

花粉前線が着々と北上中! ティッシュとマスクが手放せない花粉症の季節がついに到来します。薬を飲めば、鼻水や涙は止まるけど、喉が乾く、眠くなるといった悩みも。今年は、副作用なしの食事で花粉症対策をはじめてみませんか?

医学的研究で明らかになった アレルギーに効く食べ物

「アレルギーは『IgE抗体』の過剰生産や『好酸球(こうさんきゅう)』の増加など、人により症状が出るしくみが違います。そして、そのしくみごとに、発生を抑える食品が医学的研究で明らかになっています」と言うのは、免疫療法の専門家で水嶋クリニックの院長・水嶋丈雄先生です。
その代表が、「玉ねぎ」「れんこん」「しそ」「ヨーグルト」の4つ。

自分がどのアレルギータイプかは、内科を受診してアレルギー検査をすればわかりますが、タイプがわからない場合は、それぞれをまんべんなく摂って。緑黄色野菜と組み合わせて調理するのがベストです。人によっては、1週間ほどで症状が好転することもあるのだとか。

それぞれの食品がアレルギーを抑えるメカニズムと、手軽な食べ方をご紹介します。

「IgE抗体」の生成を抑制する『れんこん』

アレルギーの原因物質は、体内の「IgE抗体」とくっつくことで、アレルギー症状が現れます。「IgE抗体」は、通常わずかしか存在しませんが、アレルギーになると急激に増えて症状が発生。れんこんには、この「IgE抗体」ができるのを抑える働きが。
【簡単レシピ】大根100gとれんこん100をすりおろし、ガーゼなどでこす。これを、朝食と夕食の前に1杯ずつ飲む。飲みにくいときは、果汁やはちみつをプラスして。

「好酸球(こうさんきゅう)」の増加を抑える『玉ねぎ』

アレルギーの病気では、白血球の中に「好酸球」という成分が多くなります。この好酸球が集まることで、強い炎症などのアレルギー症状を起こすのです。玉ねぎには、好酸球を増加させない作用があります。
【簡単レシピ】玉ねぎの皮2〜3個分(外側から4枚目くらいまで)を用意。500ccの水を沸騰させ、水でよく洗った玉ねぎの皮を入れて3分ほど弱火で煮立てる。これを毎食後、1〜2杯飲む。

「TNF」の過剰産生に効果がある『しそ』

「TNF(腫瘍懐死因子)」は、白血球から作られる、がんなどを破壊する体内物質。しかし、過剰にできると、アレルギー症状を引き起こすことに。しその成分は、このTNFが作られ過ぎないよう作用し、症状を抑制します。
【簡単レシピ】青じそ5枚を粗みじんに切る。水洗いして、水気を切ったらっきょう(酢漬け)100gとあえれば完成。1日4〜5粒を目安に食べて。らっきょうは刺激が強いので食べ過ぎないで。

「Th1細胞」と「Th2細胞」を調整する『ヨーグルト』

免疫に関係する「Th1細胞」は、細菌などを攻撃する働きが。また「Th2細胞」は、外敵への抗体を作ります。この2つはバランスを取りながら働きますが、「Th2細胞」が過剰にあるとアレルギー症状に。ヨーグルトは2つのバランスを調整してくれます。
【簡単レシピ】プレーンヨーグルト100gを電子レンジで1〜2分加熱する。これを1日1回食べる。温めることで乳酸菌の働きがアップ。オリゴ糖をかけたり、バナナと合わせても◎。

4大防御食、頼もしいですね。とはいえ、食べ物での体質改善ですから、気長に摂り続けることが大切です。もちろん、栄養バランスのいい食事を3食とることも忘れずに。