【アラフォー育児ライフ】0歳から保育園って早すぎる?

妊娠がわかって夢見心地で喜んだと同時に、すぐに心配になったのは仕事を続けられるかどうか。アラフォーともなれば社会人歴20年、それなりのキャリアを築いている人も多いでしょう。そこで直面するのが、大きな社会問題にもなっている保育園事情です。

見学すら断られ

経済的にも共働きが必須のわが家。1歳での保育園入園はどこも激戦だと聞いていたので、早すぎるけれど0歳で入れるしか選択肢はないと、妊娠中に保活を始めました。しかし、調べるほどに厳しい現状を知ることになります。

妊娠8ヵ月のとき初めて問い合わせした認可外保育園では、0歳の4月入園はすでに見学すら締め切ったと告げられ愕然。このとき、まだ9月。そこまで激戦区じゃないはずのうちのエリアでこの状況とは……。

気を取り直して、認可・認可外含め通える範囲の6園を見学。でも、初心者なので建物が広くてきれいとか、園長さんが感じいいとか、その程度しか判断できません。園児が生き生きしているかと言われても、0歳児はまだどこの園でもぽや~んとして見える。結局、家から近い保育園を第一希望にしました(見学した意味あまりナシですね)。

選考の結果は……?

そして、出産の1週間後には認可保育園の申し込みが開始。産後の疲労のなか、これだけは!と申込書類を必死で作成し、なんとか期限内に提出しました。

ところが――。産後1ヵ月もたち、育児にも少し慣れてくると、迷いが生じ始めました。4月なんてあっという間。本当にこんなに小さな赤ちゃんを預けるの? この年でやっと授かったわが子との幸せな時間、そんなにあっさり手放していいの? 「赤ちゃんがかわいくて、仕事復帰したくなくなる」そんな言葉を何度か聞いたけど、自分だけはゼッタイに違うと思っていたんです。それなのに、結果がわかる2月が来るのが怖い……。

そして2月上旬、ポストに届いた封筒の差出人は、第一希望の保育園。入園内定――。小走りで夫に封筒を見せました。とても早いけれど、娘との生活第2章が始まるんだなぁ……と、しみじみ思いました。

翌週、さっそく園長先生との面談。授乳や普段の生活についてなどのヒアリングや身体測定も行いました。このとき改めて保育している様子をみて、本当に娘を預けるんだなぁと、寂しさがわきあがってきました。

クラスの中でも、4ヵ月半で入園するわが子が最年少。短期間でぐんぐん成長する1歳までの時間に、お座りもハイハイも最初に目撃するのは保育士さんなのかも……。ああ、せめて1歳になるまで一緒にいたかった。あんなに保育園入りたいと必死だったくせに、もう内定辞退しちゃおうかな、という考えすらよぎるようになりました。

保育園の内定通知
保育園の内定通知

入れても、入れなくても……

そんななか、「日本死ね」ブログをきっかけに待機児童問題が勃発。入れなかった人から見れば、私なんてまあ贅沢な悩みでしょう。悶々としながらも、これを逃すといつ入園できるかわからないことやフリーという立場も考えると、辞退する勇気は出ないまま4月を迎えることとなりました。

ちなみに今年度、私のエリアは0歳でフルタイム共働きの家庭はおおむね入園できたようです。自営業の点数が低い自治体もありますが、幸いここは会社員と同じ扱い。また、同点で競ったときに勤続年数の長いほうが有利になるという、高齢ママに有利な基準があったこともラッキーでした。

理想を言えば、1歳頃までは娘とラブラブしていたかった。実質4月しか入れないのではなく、せめて秋入園の枠もあればいいのに。0歳で前倒しで入れなくていいよう、1歳で誰でも入れるようになればいいのに。それと、育休手当が出なかったり、妊娠で退職せざるを得ない会社がなくなるよう、1歳までは育休手当を国が補助してくれればいいのに。

かわいい赤ちゃんが生まれてものすごくハッピーなはずなのに、入れなくても入れてもブルーな保育園の現状。もっと柔軟なシステムになればいいのになぁ。

【アラフォー育児ライフ】0歳から保育園って早すぎる?
え?もう保育園?

(フリーライター:五十嵐なな)