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4月2日は「歯列の日」の日です。歯並びの悪さは、見た目の問題だけではなく、全身の健康にも影響するとあって、大人になってから矯正治療をする人もいます。ただし、歯列矯正治療に対しては「痛そう」「治療中の見た目がイヤ」「何年もかかるのが負担」など、ネガティブな印象が強く、治療に踏み切れない人も少なくありません。

ところが、イマドキの歯列矯正治療なら、こうした負担がかなり軽減されているとのこと。ツラくなくて、キレイな歯並びになる、最先端の歯列矯正治療をご紹介しましょう。

歯列矯正はこんな人に必要

「歯並びの悪さ」といってもいろいろ。いわゆる出っ歯(上顎前突上顎)、受け口(反対咬合)のほか、歯が重なって生えていたり、上下の歯がかみ合わずに前歯に隙間ができている状態も歯列矯正の対象となります。

歯並びは顔の印象にも大きく影響するもので、ニコッと笑ったときに口元から覗く歯が真っ白できれいだと、健康的で明るく見えます。逆に、歯並びが悪いと、歯の凹凸が陰になり、本当は真っ白な歯なのに黒ずんで見えたりするのです。

また、歯磨きがしづらいことで虫歯や歯周病になりやすい、顎の骨に均等に力が加わらないので顎関節症のリスクがある、咀嚼機能が低下して消化器官に負担がかかるといった全身の問題にも影響します。

痛くない、目立たない、最新の治療

歯列矯正といえば、歯の生え変わる子どもの頃に行うものだと思われがちですが、近年、大人になって矯正治療をする人が増えているといいます。子どもの頃は気にならなかったのに、大人になってから歯並びにコンプレックスを感じるようになり、自分の意思で治療をはじめるのです。

大人向けの矯正治療にはいくつかの種類があり、矯正装置による痛みや見た目の問題が起こりにくい治療もあります。

もっとも一般的なのは、歯の表面にブラケットと呼ばれる金属の装具を付ける方法。丈夫なうえに、他の治療法より安いのがメリットです。しかし、銀色のブラケットを歯の表面に装着するため目立ってしまうというデメリットがあります。

そこで、歯の表面に装着しても目立たない白色や透明の「審美ブラケット」や、歯の裏側から装着する「裏側ブラケット」を行う歯科医院も増えています。ブラケット治療特有のワイヤーで引っ張られるような痛みも、ブラケットの小型化やワイヤーのかけ方を工夫することでかなり軽減されました。

短期間でできる矯正治療も登場

矯正治療を受けにくくしているもうひとつの理由が、治療期間の長さです。通常、歯の矯正治療には1~3年もかかりますが、比較的軽度の矯正治療なら、短期間でできる矯正方法も登場しています。

透明なマウスピース(アライナー)を歯に被せるだけのマウスピース矯正という方法は、半年から1年ほどで治療が終わるのが魅力。目立たず、取り外しも簡単で、身体的負担も少ない矯正方法ですが、適応できる患者さんや歯科医院は限られます。

インプラント(人工歯根)や削った歯の上にかぶせるセラミック矯正(ラミネートベニア)といった方法は、数回通うだけで、最短1カ月ほどで矯正できます。ただし、インプラントでは外科的手術が必要になるなど、ほかの治療法とは異なる負担があります。

歯列矯正は基本的に保険適用にならないので、すべて自費診療。方法によって金額はかなり違いますが、数十万円から100万円を超える治療もあるので、十分検討して受けるようにしましょう。

それでも、もしも歯並びに悩んでいるなら、歯列矯正を考えてみてもいいかもしれません。矯正治療をすることで、口元を気にせず、明るくニッコリ笑えるようになるのですから。

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