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妊娠すると、ママがかかった病気や口にした食べ物が、直接胎児へ影響を与えます。妊娠をする前から、妊娠に備えて準備しておきたい8つのことをまとめました。

妊娠前に準備しておきたいこと

・基礎体温の計測
妊娠を望むなら、まず基礎体温を計測して、きちんと排卵しているかどうかをチェックしてみましょう。基礎体温をグラフにしたとき、低温期と高温期の二相が大まかに分かれれば排卵が正常であると言えます。二相に分かれない場合には、無排卵である可能性がありますので、婦人科を受診する必要があります。

・風疹の予防接種
妊娠初期に風疹にかかると、胎児が風しんウイルスに感染して、先天性心疾患や白内障、難聴といった先天性風疹症候群という障害を引き起こす可能性があります。妊娠前に風疹の抗体を調べ、抗体がなければ、風疹の予防接種を受けるようにしましょう。妊娠してからではワクチン接種できないので、必ず妊娠する前に!(抗体を持たないまま妊娠してしまった妊婦さんを守るため、妊婦さんの旦那さんや周囲の人が予防接種を受けることも大切です)

・葉酸の摂取
葉酸は胎児が脳や神経を作る妊娠3カ月までに必要な栄養素で、妊娠前からの摂取が望ましいとされています。葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎、脳瘤といった脳や神経の先天性疾患のリスクが高まります。(葉酸摂取は授乳期まで続けること!)

・歯の治療
妊娠初期のつわりなどで歯が磨けなくなり、むし歯が悪化することがあります。また、妊娠初期の歯科治療を推奨していないクリニックもあるので、むし歯や口腔内のトラブルについては、妊娠前に治療しておくことがオススメ。出産後もなかなか治療に通いにくいので、妊娠中期(妊娠4~7ヶ月)以降にも検診や治療をしておくといいでしょう。妊婦さん向けの検診プログラムを実施している歯科クリニックもあります。

改めたい生活習慣

・禁煙
喫煙は妊婦さんにとっても、赤ちゃんにとっても厳禁!タバコに含まれるニコチンによって末梢血管の収縮が起こりやすくなります。特に妊娠中は血液が固まりやすく、血管がつまりやすい状態。子宮へも血液が流れにくくなり、胎児に栄養が充分に行き届かないことから、低体重児で生まれるリスクが高まります。とはいえ、妊娠後すぐに禁煙するのは難しいので、妊娠を希望するなら今すぐタバコはやめましょう。

・禁酒
妊娠中にお酒を飲むと、胎盤を通じて胎児にアルコール成分を含んだ血液が届くことになり、胎児性アルコール症候群と呼ばれる異常を引き起こすリスクがあります。顔面の異常形成や知的障害、小頭症、低身長や低体重などの症状が出ることも。妊娠に気づいた段階で禁酒をすれば問題ないとはされていますが、妊娠に気づくタイミングによっては胎児に影響を及ぼす可能性がありますので、妊娠を考えた段階で禁酒しておくと安心です。

・カフェインフリー
妊娠とカフェインによる影響ははっきりとはわかっていませんが、1日に8杯以上ものコーヒーを摂取すると、流産や低体重児が生まれるリスクが高まるとされています。妊娠がわかったら、コーヒーや紅茶は2~3杯程度までに抑えて、カフェインフリーの飲み物を飲むようにしましょう。

・ストレス対策
妊娠中は身体の変化や産後の育児への不安、不眠などストレスを抱えやすくなります。しかし、ホルモンの変化が著しく、体調変化も激しい妊娠中は、自分の気持ちのコントロールも難しくなります。だからこそ、パパとなる旦那様に「妊娠中やママはこんなにも大変なんだ」ということを理解してもらい、できる限りサポートしてもらえるよう一緒に学んでおくことが大切です。

妊娠後、なによりも大切なのは、おなかの赤ちゃんがすくすくと育ち、元気に生まれてくること。そのために、妊娠してから止めるべきことと、妊娠前から気をつけておきたいことがたくさんあります。妊娠する前にこうしたことを知っておくことで、健やかで、ハッピーな妊娠生活を送れるようにしましょう。