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尿漏れは、高齢者の症状だと思っていませんか?実は30代以下の若い人でも、くしゃみや咳をしたとき、急に尿意をもよおしたときなどに、尿漏れが起こることがあります。

特に若い人には恥ずかしく、悩んでしまいがちな尿漏れですが、多くの場合はエクササイズで改善できるのだとか。人知れず悩んでいる人は必見です!

若い世代でも意外に多い「尿漏れ」

尿漏れというと、更年期を迎えた世代やシニア世代に起こるものと思いがちですが、若い世代でもみられる症状です。

花王が首都圏に住む20~79歳の女性を対象に行った調査によると、20代で6%、30代で18%、40代では28%もの人が尿漏れを経験しています。70代になると約半数が尿漏れを経験しており、今は大丈夫だという若い人でもいずれ無関係でなくなる問題です。

妊娠や出産を機に尿漏れを経験することが多く、しばらく経って治まったものの、何年か経って再発したという人もいます。

尿漏れが気になるせいで気持ちや行動にも影響

尿漏れが起こると、恥ずかしいという思いから、後ろ向きな気持ちになってしまいます。尿漏れで衣服が汚れることや人に気づかれることを心配して、外出を控える人もいるといいます。

しかし、この調査を見ても分かるように、尿漏れは決してごく一部の人だけの問題ではありません。なかなか人に言えない悩みだけに表面化しませんが、尿漏れで悩んでいる人は意外と多いのです。もしも衣服の汚れや匂いが気になっているのなら、尿漏れケア製品を活用すれば、外出時も安心して過ごすことができます。

尿漏れは出産を機に起こることが多いとはいえ、肥満や運動不足による筋力の低下も一因です。運動を始めるなど生活習慣を改めることで、改善できる可能性があります。

尿漏れ対策やおなかポッコリにも有効な「骨盤底筋体操」

尿漏れの多くは、尿道や膣を縮めるはたらきのある骨盤底筋が弱ったことが原因だといわれています。そこで効果的なのは、弱った骨盤底筋を鍛える「骨盤底筋体操」です。

骨盤底筋体操は、肛門と膣を引き締めるようにして骨盤底筋をつけて、尿道を締めるもの。寝ている姿勢でも、座っていてもできる簡単な体操です。尿漏れだけではなく、ポッコリと出たおなかにも効果があります。

あお向けに寝て脚を肩幅に広げて膝を立てるか、椅子に座って脚を床につけて同様に肩幅に広げるかといった体勢で、肛門と膣をぎゅうっと引き締めて5秒間キープ。その後ゆっくりとゆるめるという動作を10セット繰り返します。これだけ。オフィスやテレビを見ながらでもできます。

ただし、3カ月以上継続しても効果が見られない場合には、なんらかの病気の可能性もありますので、婦人科などを受診することをオススメします。

尿漏れの症状が気になったら、今回紹介した骨盤底筋体操を行い、適正体重に戻すなど、改善する努力をしてみましょう。次に迎える、40代や50代、その先の老後を前向きに快適に過ごすためにも、今のうちからの対策が大切です!