カウンセラー・伊藤弘野さんが女性のココロとカラダの不安に答える「カウンセリングルームから」。第2回となる今回は、新しい環境でのココロの健康にフォーカス。「5月病かも?」という人でも、見方次第で元気になる方法を教えてもらいました。

慣れない環境では弱気になりがち

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4月から就職や転職、異動などで環境が変わったり、新たなメンバーを迎えて職場環境や雰囲気が変わった方も多いと思います。

ゴールデンウィークも終わり、本格的に仕事も始まって「さあこれから!」と思っていたのに、何だかやる気がわいてこない、この先もやっていけるのかしら?など弱気になっていませんか?

新しい環境や人間関係に疲れたときには、どうしても弱気になり、やる気もわいてこないものです。そんなとき、目先の世界だけに目を向けていませんか?目の前の仕事や人間関係に集中しすぎて、気付いたら愚痴ばかりの日々…。話してスッキリすればいいのだけれど、何となくスッキリしない。

これは、物事のどこにフォーカスしているかによって、世界が変わって見えるということです。目の前のつらさばかりにフォーカスしているということは、カメラのファインダーからのぞいた世界が目の前のつらさに焦点を当てているということ。これでは、周りの環境はまったく見えません。

焦点を変えてみよう!

まずは、リフレッシュして、目先だけに意識が向かないようにすることが大切です。

一番簡単な方法は、その場を離れて体を動かし、声を出したり深呼吸してみること。次に、仕事以外の場で楽しみや癒しの空間を持っていること。たとえば、習い事や趣味の時間を作る、好きな香りを楽しみながらゆっくり入浴、エステやアロママッサージを受けるのもいいでしょう。

そうやって新しい環境に慣れてきたら、今度はその気持ちをキープできるように。カウンセラーとしてのアドバイスは、フォーカスするポイントを変えること!

・朝起きたら、きょう1日をどんな気分で終えるかを決める
 例)「楽しい」という気分で終えたい

・フォーカスしたい気分になれることを見つける
 例)楽しい気分の音楽を聴く、楽しい雰囲気の店にランチに行く

・フォーカスしたい気分の人を見つけるゲームをする
 例)楽しい気分の人を見つけるゲーム、何人見つかるか数えていく

・夜寝る前に、きょう1日振り返ってどんな気分で過ごせたか考える

楽しい気分は自分で作れる!

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こんな風に1日を過ごしていくと、自分が得たい気分に焦点を当てていくことがゲーム感覚でできます。環境的につらいことがあっても、最終的に1日1個でもなりたい気分になれればOK! どうしても見つけられなかったら、寝る前の最後に自ら作り出すことだって可能なんです。

新しい環境で、大変なことも多いけれど、自分自身で気持ちや感情を選ぶことができるとわかっていれば、どんなことがあっても大丈夫!自分が見たいように世界は見えるのです。さあ、今日はどんな気分で過ごしましょうか!?